レアアース、対中依存ゼロにしろ!



 日本のレアアース発見により、中国は独占の地位と莫大な利益を失うとチャイナネットが報じたという。
『日本が中国のレアアース市場における独占的な地位を揺るがす可能性が出てきた。地質学者らは日本の排他的経済水域である南鳥島沖海底から、豊富なレアアースを含む鉱床を発見した。その埋蔵量は、地球上で発見されているレアアース埋蔵量の100倍に達するという。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
 同鉱床は、海底下2−4メートルという浅い地層で発見された。海底までの深さは5700メートルに達するが、東京大学の加藤康弘教授は、「掘削コストは極めて安価だ。地質調査はさらに約2年続けられ、その後に生産を開始する」と語った。
 この情報が事実であれば、レアアース市場の真の革命が起きることになる。ロシア科学院極東研究所日本研究センターの主任も同じ意見で、「この情報は極めて重要であり、歴史的な意義を持つ可能性さえある。日本のレアアースは、輸入に100%依存している。レアアースは日本経済の2大支柱である自動車、電子工業の双方に用いられているが、日本は2010年の中国によるレアアース輸出制限から教訓を汲み取った」と語った。
 新たに発見された資源により、日本は中国への依存を完全に断ち切ることも可能だ。南鳥島沖の1カ所の埋蔵量だけで、日本の年間需要を満たすことができる。日本は世界の需要量の50%を輸入しているため、これは相当な量であると言える。
 海底からレアアースを掘り出そうと考えているのは、日本だけではない。米ロッキード・マーティン社の英子会社も先ほど、ロボットを使い海底から高濃度のレアアースを収集する計画を発表した。同社は太平洋中部で同計画を実施する予定だ。
 海底のレアアース掘削は新たな発展をもたらすだろう。これらのプロジェクトの実施により、供給が需要を上回り、中国のレアアース価格が暴落する可能性がある。これにより中国はその独占的な地位と、高騰するレアアース価格による莫大な利益を失うことになる。(サーチナ 3月29日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130329-00000043-scn-bus_all

 南鳥島沖のレアアース発見(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130228/1362068673)について、中国も無視できないようだ。
 以前の報道では、中国は、海底からの採掘はコストがかかり、影響は無いと述べていたが、考えを改めたようだ(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0331&f=business_0331_005.shtml)。
 日本は、中国にレアアースを政治的に利用されて以来、レアアースのリサイクル技術や輸入先の多角化レアアース不要の代替技術の開発により(http://www.sankeibiz.jp/business/news/120822/bsc1208221644014-n1.htm)、レアアース依存度を下げた。これにより、中国に対し慨に大きなダメージを与えている。
 中国も、日本の力を侮れない事を痛感するべきであろう。
 今後、中国は、海底レアアース開発を妨害する様々な謀略を仕掛けてくる可能性がある。日本は一刻も早く海底からのレアアース採掘を実現し、レアアースの対中依存度ゼロを実現して欲しい。



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