映画「キャプテンハーロック」、今秋公開



 アニメ「キャプテンハーロック」をCG映画化した作品が、今秋公開される予定だ。
松本零士氏原作の「宇宙海賊キャプテンハーロック」をリブートする「キャプテンハーロック」の特報映像が、このほど公開された。日本最大手のアニメーションスタジオ、東映アニメーションが製作費3000万ドルを投じて手がける大作CGアニメの一端を垣間見ることができる。
 オリジナルの「宇宙海賊キャプテンハーロック」は、松本氏の漫画を原作に1978〜79年にテレビ放送されたSFアニメで、地球連邦政府に半期を翻した宇宙海賊キャプテンハーロックと、無敵の宇宙戦艦アルカディア号の仲間たちが、異星人の侵略から人類を守るため戦う姿を描いた。
 そんな同作を新たによみがえらせる「キャプテンハーロック」は、ハリウッド製CGアニメ「スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン」も手がけた「APPLESEED アップルシード」の荒牧伸志が監督を務め、「亡国のイージス」「機動戦士ガンダムUC」の福井晴敏氏が脚本を執筆。「バットマン」がクリストファー・ノーラン監督の手により「ダークナイト」として外伝的な世界観を再構築したように、現代社会がもつテーマを投影し、原作の魅力とハーロックのもつキャラクターの陰影を引き出す作品になるという。
 公開された特報映像は約1分間の短い映像だが、最新技術によって表現されたダークでスケール感あふれる世界観やスピーディーで迫力のあるアクションシーンが満載。また、威風堂々たるハーロックの姿に「己を縛るものと闘え」というコピーが載せられたポスタービジュアルも、初披露された。今秋、全国公開。(映画.com ニュース 2013年4月5日)』(http://eiga.com/news/20130405/3/


 松本零士は、敗戦のトラウマを抱えた作家だと思う。戦場マンガシリーズなんか読むと、それが顕著だ。だけど、あの世代の作家に有りがちな、宮崎駿とか富野由悠季とかみたいに、極端に左翼方向に流れてないよね。
 ハーロックは、宇宙海賊であり反国家的人物なんだけど、松本零士の思想世界の中では、米国に従属した安保体制下の戦後日本に対するアンチテーゼとして、存在していたキャラクターだと思うんだよね。国家が情けないなら、俺は一人になっても戦うぞ・・・という。
 但し、実写版の宇宙戦艦ヤマトみたいに、現在の作り手の感性が入り込み、結果としてクソ映画にされた可能性も高いんだけどね。
 まあ、だとしても、日本のコンテンツで、世界市場に出て行こうとする試みだけは評価したい。
 そもそも、日本の映画界は左翼の巣窟だから、作品が意味不明になって、世界で評価され無いんだよ。それが全く分かって無いからね、あそこの業界の人達には。



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