泣く子と北朝鮮



 韓国政府高官によれば、北朝鮮が4度目の核実験を準備しているもようだ。
『韓国の中央日報は8日、韓国政府高官の話として、北朝鮮が4度目となる核実験に向け準備を進めているもようだと伝えた。
 北朝鮮の核実験場のある豊渓里で、過去に実験が行われたときと同様の動きが見られるという。
 中央日報によると、韓国の匿名の政府当局者は「最近、豊渓里の南トンネルで人員と車両の活発な動きが見られる」と述べた。
 韓国政府は、北朝鮮が10日以降外交官の安全を保証できないとしていることから、北朝鮮が10日までにミサイルを発射する可能性があると指摘。不測の事態への対応準備は整っていると表明している。
 ケリー米国務長官は今週ソウルを訪問する予定。北朝鮮は今月15日に故金日成主席の生誕記念日を迎え、軍事力をアピールする可能性もある。
 韓国国防省は、中央日報の報道について、以前から対応準備を整えているとしている。(2013年 04月 8日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYE93700S20130408

 我が道を行く北朝鮮
 こんな事が出来るのも、北朝鮮核兵器を手にしたからである。核は、使わなくても政治的に巨大な力を発揮する事の証明だ。
 中国は、朝鮮半島の混乱を望んでいない。中国外相は、「朝鮮半島は中国と隣り合っている。いかなる関係国であろうとも、この地域で挑発的な言動をとり、中国の玄関口で争いを起こすことは許さない」と語った(http://www.asahi.com/international/update/0407/TKY201304070003.html)。
 一方、アメリカも朝鮮半島の混乱を望んでいない。アメリカは北朝鮮を刺激しないよう、予定していたICBM発射試験を延期したと発表している(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130407-OYT1T00535.htm)。
 つまり、アメリカも中国も、共に朝鮮半島の混乱を望んでいない。その中で、北朝鮮は、朝鮮半島を混乱させる力=核兵器を得た。だから、北朝鮮は好きかってに要求出来るのである。
 例えれば、北朝鮮は、中国という母親と、アメリカという父親の間で、オモチャを買ってくれと泣きわめく(=核の脅し)子供である。
 米中は、上手く北の子守りを出来るのか。果たしてオモチャを買ってやるのか、それとも拳骨くれてやるか。米中は、今のところ、泣き止むのを待つ事にしたようだが、北朝鮮は、もっと激しく泣く事を選んでいるようだ。
 朝鮮人は、こういう強者を振り回す、弱者戦術が得意だね。芸術の域に達しているかも。



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