核を持て!



 16日の衆議院予算委員会集中審議で西村眞悟議員が外交・安全保障に関する質問を行った。
 
 この中での、西村眞悟議員と安倍内閣総理大臣の核に関するやり取りの一部。
西村眞悟議員「・・北朝鮮は核を開発して、あれは本気で撃つ気で開発しとると、思うならば、核の恫喝を受けることは、現在も、我が国に照準を当てておると言うんですから、大いにあり得ることだと。それを放置して総理大臣の責務は務まりませんね。どうしても核抑止力を早急に確保する必要がありますね、それも独自で。これについて1972年、西ドイツのヘルムート・シュミット首相の、決断があります。すなわちSS20核弾頭ミサイルを突きつけられた時に、彼はロンドンで演説した。政治的・軍事的バランスの回復は、死活的に重要であると。従って彼は、SS20に対抗するパーシング2をアメリカから導入して、相互確証破壊の体制を作った。モスクワが撃つならば、お前殺すぞという体制、であります。それによって何が起こったか。それによって強烈な軍縮圧力をかけていけば、かけていって、ソビエトは、SS20をヨーロッパ方面から撤去したんです。これは、極東方面に来たんよ。その時もまた福田赳夫内閣ですが、見て見ぬふりをしたから、今、我々は地球上で一番、現実的に核ミサイルに囲まれた国として現在おるわけですね。そこで、今からでも遅くはない。核抑止力をいかに確保するか、について、総理のご答弁をお伺いしたい。」
安倍内閣総理大臣「ま、北朝鮮の、核実験に対してですね、えー、ま、米国は日本に対して、いわば拡大抑止、えー、核の傘を提供すると、いうことを、ま、明確にしているわけでありまして、ま、いわば、日米同盟によって、日本は、核抑止力を得ていると。このように考えております。」(http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid1366.html

 以上。
 感想を言うと、安倍総理の答えは、答えになっていないですね。アメリカは、本土が危険にさらされてまで、日本の為に核を撃つなんてことは無いと、何人ものアメリカの識者がハッキリ言ってるんだから!(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4727.html
 つまり安倍総理の答えは破綻しています。核の傘は無い。だったら、結論としては、日本が独自に核武装するしかありません。日本がアメリカに頼らず、独自に核武装する以外、日本を核の脅威から守る方法は無いのです。



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