ロボット兵現る



 人型2足歩行ロボットを米軍が開発中である。
『迷彩服とガスマスク姿の人型ロボット「PETMAN」が、人間そっくりに動く動画が公開された。奇妙な動きで有名な4脚ロボット「BigDog」のメーカーが、米国防総省の支援を受けて開発しているものだ。
 災害現場で彼が近づいてくるのを見たら、救急隊員のひとりだと思うことだろう。それこそ、この人型ロボットを開発したメーカーが目指していることだ。
 Boston Dynamics社が米国防総省の支援を受けて開発している人型ロボット「PETMAN」が、衣服を身につけた。迷彩柄の難燃性ジャンプスーツを着て、金属の顔をガスマスクで隠したPETMANが、ステージの上で脚を高く上げて前進したり、しゃがんだり、身体をねじったりする様子は、どれも人間そっくりだ。
 開発するBoston Dynamics社は、奇妙な動きで有名になった4脚ロボット「BigDog」のメーカーであり、このロボットは米国防総省による「化学・生物攻撃に対する防衛計画」の一環だ。
 化学攻撃や生物攻撃が行われたときに、人間には安全とはいえない環境での救出活動でも、ロボットなら実行できる可能性がある。ただしそれは、ロボットが瓦礫を通り抜け、段差のある空間を進み、バランスを保つことができる場合であり、これらはすべてロボットには困難な課題だ。米国防高等研究計画局(DARPA)による最新の「グランドチャレンジ」は、ロボットの巧みな動きにおける最新技術をさらに超えることを目指している。
 PETMANは現在、テストベッドの中でワイヤーで吊るされている。つまり、まだバグが片づいていないということだ。しかし、スキー選手のスタート姿勢くらい深くしゃがみこんだり、テレビドラマ「Arrested Development」のスティーブ・ホルト風に勝ち誇って両手を上にあげたりすることができる。
 なお、ヴァージニア工科大学のロボット工学研究者デニス・ホンも、「DARPA級の困難」に挑戦し、優美で人間に近い動きをするロボットを開発中だ。その野心を讃えるとしよう。ファッションセンスはPETMANよりいいかもしれない。(2013.4.9 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130409/wir13040917340005-n1.htm

[PETMAN]

BigDog

 いずれ米軍は、完璧な人型ロボット兵を開発するだろう。何故、今、米国は熱心に人型ロボットを開発しているのか?
 私は、これは米国の焦りだと思う。彼らは、日本が先に人型ロボット兵を実用化するかも知れないと恐れているのだ。
 元々、日本の人型ロボット技術は進んでいる。ホンダのアシモとか(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111109)。しかし、軍用に使える人型ロボットは現れていなかった。けれども、福島原発事故が状況を変えた。原発事故処理には何十年もかかる。日本は、それに対処するため、人型ロボット技術を嫌でも発展させざるを得ない(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111108/1320764510)。
 原発事故処理に対応できる人型ロボットは、軍用に転用できる。米軍にとっては、絶対に欲しい技術だ。ところが、日本のメーカーは、どこも米軍に協力しない。日本企業の戦争アレルギーが、兵器開発を拒んでいる。米軍は焦った。
 このままでは、日本だけが、兵器利用可能な人型ロボット技術を独占してしまう!、世界一の軍事大国で有り続けなければならない米国が、それを許す訳が無い。
 だから、米軍も人型ロボット兵を開発することにしたのだ。米国は日本が人型ロボット兵を実現する可能性に脅威を感じている。恐れているのだ(彼らにとってみれば、日本も潜在的敵国である)。
 だったら、日本は、米国を恐れさせるため、真剣に最強のロボット兵を開発するべきだ。そして、その技術的優位を維持し続けるべきなのだ!
 世界における発言力の根源は、軍事力にある。日本は、軍事力を軽視したことによって、影響力を失った。日本の力を回復させる為には、他国の及ばない卓越した軍事力の保持、これを実現するしかないのである。



<ロボット工学の基礎(第2版)     単行本>



<日本もロボット兵を持て!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5044.html