世界がマネる巨大ロボットもの
巨大ロボットと言えば、日本アニメの定番であった。巨大ロボットが登場する作品の起源については諸説あるが、ジャンルとしての巨大ロボットものを最初に確立し、確固たるものとして定着させたのは、間違い無く、この日本国である。
巨大ロボット作品は1970年代以後、日本一国に於いてのみ大量に作られ、世界に格安で輸出された。当時はコンテンツ産業の観念が無く、殆どタダ同然の値段で作品が投げ売りされ、巨大ロボット文化のタネがまかれたのである。
そして今、世界中で巨大ロボットが登場する映画作品が作られている(世界は、日本より何十年遅れているのか・・・日本文化は世界の先を行き過ぎている・・・)。
8月公開予定のアメリカ映画「パシフィック・リム」。
同じく8月公開予定のロシア映画「オーガストウォーズ」(配給元はアメリカ)。
韓国でリメイク企画中のテコンV・・・。これ、もと作品はマジンガーZのパクリだったが、リメイクでイメージ変えたいんだろうね・・・。
どれもこれも、CG凄いとは思う。だけど、あんまり見たくないのは何故かな?、多分、もう色々見てるから、日本人としてはゲップが出る感じ・・・そんなところか?
そのせいなのか、今、日本から世界に挑戦しようという実写版のロボット映画は、何故か登場する気配が無いのである。巨大ロボットの本家本元、我が日本国から、実写版巨大ロボット作品が登場しないのは、少し残念に思う。
決して日本のCG技術が追いつかないとか、そんな事は無いのだ。日本は、在野の無名作家ですら、かなり高い技術レベルにある。でも、そういう才能を、存分に生かす事が出来ていないようだ・・・。
日本も、巨大ロボット分野を確立した国として、世界を唸らせて欲しいが・・・あるいは、日本人の才能は、既に、もっと新しい次の創造的な分野に目を向けているのかも知れない。
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