戦後秩序=国連体制を破壊せよ!



 国連というと、今の日本人は、ありがたがる。だが、何のことは無い。国連とは、良く知られているように、連合国の事である。大東亜戦争で戦った敵国である。そして、国連憲章(連合国憲章)には敵国条項というのがあって、そこには敵国として日本とドイツが今も敵国として明示されている(http://electronic-journal.seesaa.net/article/321799063.html)。
 つまり、名実ともに国連=連合国は、今も日本の敵である。
 それにも関わらず、日本はアメリカに次いで二番目に多い国連分担金を支払わされている(http://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/un.html)。敵だと名指しされながら、金を払わされている訳だから、ある意味、奴隷状態と言っても良い。
 国連とは、敵国が作っている戦勝国の支配体制に過ぎない。そして今、中国が戦勝国の支配体制を利用して、日本を貶めようと画策している。どうもポツダム宣言まで持ち出しているようだ。
『歴史・尖閣で対日批判=独ポツダム訪問「戦後秩序守れ」−中国首相
 ドイツ訪問中の中国の李克強首相は26日、1945年7〜8月に第2次大戦の戦後処理を協議したポツダム会談の行われたベルリン郊外ツェツィリエンホフ宮殿を訪問し、歴史認識問題や沖縄県尖閣諸島(中国名・釣魚島)に対する日本の対応を念頭に「戦後の平和秩序を維持すべきであり、(連合国による)戦勝の結果を破壊・否定することは許されない」と強調した。中国の通信社・中国新聞社が伝えた。
 特に歴史認識に関して「あのファシズム侵略の歴史を否定または美化しようとする、いかなる言行も、正義の力、平和を愛する中国や世界の人民に受け入れられない」と指摘。日本を名指ししていないが「侵略の定義は定まっていない」と発言した安倍晋三首相や、靖国神社を参拝した国会議員らを非難したものだ。 
 また李首相は、連合国の米英中3カ国の対日共同宣言「ポツダム宣言」に言及し、「日本は、窃取した中国東北(満州)や台湾などを(中国に)返還しなければならないと確定したカイロ宣言の原則を確認した」と強調。中国政府は、両宣言により尖閣諸島を「台湾の一部」として返還された領土に含まれると主張しており、李首相はポツダム宣言を通じて尖閣問題をめぐっても対日批判を展開した形だ。
 李首相は、ポツダム宣言について「日本ファシズムに発出した最後通告だった」とした上で「数千万人の生命を代価とした勝利の成果であり、戦後平和秩序の重要な構成要素だ」と強調。李首相としては「戦後秩序」の基礎をつくったポツダムという象徴的な舞台を訪問することで、歴史認識尖閣諸島など日本と対立する問題をめぐり国際社会に自らの正当性を訴える狙いだ。
 2004年5月には当時の温家宝首相もポツダムを訪問。台湾独立志向の陳水扁総統(当時)の下で中台関係が緊張する中、ポツダム宣言によって「台湾が中国の一部であると確認された」と述べた。(2013/05/26 時事ドットコム)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130527/chn13052708330001-n1.htm

 かつて小泉政権時、日本が国連の常任理事国へ入れてくれと画策したことがある(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/i/12/)。その目論見は、韓国や中国の執拗な妨害で挫折したが(http://newskenm.blog.fc2.com/blog-entry-256.html)、私はそれで良かったのではないかと、今は思っている。
 何故なら、日本が国連の常任理事国になるという事は、日本が連合国の主要国になるという事である。それがどんな事を意味するかというと・・・それについては、長くなりそうなので、また後で書いてみたい。
 兎に角、今、日本にとって、国連=連合国は、国連憲章から言って敵なのである。であるなら、国連による世界支配体制は打ち壊すべきだ!



アメリカが畏怖した日本: 真実の日米関係史    新書>



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