慰安婦は拷問?、国連支配体制を崩せ!



 慰安婦問題について「日本の政治家が事実否定」したとして、国連の拷問禁止委員会が日本に対策をとるよう勧告した。 
『国連の拷問禁止委員会は31日、旧日本軍の慰安婦問題で「日本の政治家や地方の高官が事実を否定し、被害者を傷つけている」とする勧告をまとめた。橋下徹大阪市長らの最近の発言を念頭に置いたものとみられる。日本政府に対し、こうした発言に明確に反論するよう求めている。
 拷問禁止委員会は、人間の非人道的な取り扱いを禁止する条約を守っているかどうかを調べる国際人権機関。慰安婦を条約上の被害者だとしている。10人の委員が数年に1回のペースで各国を審査する仕組みで、1999年に条約を締結した日本は、5月21、22の両日、6年ぶり2回目の審査を受けた。
 勧告は、慰安婦問題について「国会議員を含む政治家や地方政府高官によって、事実を否定する発言が続いている」と批判。日本政府がただちにとるべき対応として「当局者や公的人物による事実の否定や、それによって被害者を再び傷つける行為に反論すること」をあげた。
 名指しはしていないが、審査では、慰安婦問題を取り上げた委員4人のうち3人が「慰安婦制度は必要なのは誰だってわかる」「強制連行を示す証拠はない」などとした橋下氏の発言に触れ、日本政府の見解をただしていた。
 勧告対象は、代用監獄問題など多項目にわたった。慰安婦問題では、元慰安婦に対する公的な補償や救済措置がなく、関係者の訴追が行われていないことに懸念も表明。さらに、日本政府に対し、全ての歴史の教科書に慰安婦問題を含めるよう求めた。
 審査で日本政府代表は、93年の河野談話や償い金を支給したアジア女性基金の取り組みを説明したが、橋下氏の発言には一切触れなかった。(朝日新聞デジタル 5月31日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130531-00000050-asahi-int

 国連の拷問禁止委員会による勧告という事だが、慰安婦問題が、どうして拷問になるのか?、意味不明である。当時の慰安婦は売春婦であり、賃金が支払われていた。強制連行されて性奴隷にされていたわけではない(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4855.html)。
 もし売春を制度として認めていたのが拷問に相当する人権侵害だ、と言うのなら、それは当時の日本だけでなく、全世界の問題だ。日本だけを批判するのはおかしいのである。
 本当に、国連=連合国というのは、クズである!(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130527/1369626318)、この前は、朝鮮学校の件でも日本に文句をつけていた(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130528/1369712283)。
 日本は、国連の分担金支払いを止めるべきではないか?(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20121028/1351427689
 以前、日本は国連の常任理事国になるべきでは無いと書いて、その理由を書いていなかった。何故、日本は「常任理事国になるべきでは無い」と思うのか。日本が国連の常任理事国になると、現在の連合国による戦後支配体制を無批判に肯定してしまう事になると思うからだ(つまり、連合国の歴史観東京裁判史観を受け入れ、過去の日本を断罪する事になる)。
 それは、イタリアのバドリオ政権が、枢軸国から連合国に寝返るような事で(http://ameblo.jp/akemi-gid/entry-11322536394.html)、日本の国家としての連続性を否定する事につながると思うのだ(大日本帝国が真の敗北をする)。
 今思えば、国連常任理事国への立候補を、日本破壊政権であった小泉政権が熱心に行っていたのは象徴的である。
 小泉政権の狙っていたもの、それは日本の連合国化(http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-211.htm)であり、女系天皇による皇室の破壊(http://kannoeizan.blog111.fc2.com/blog-entry-306.html)であり、追悼施設を建設し靖国を破壊する事(http://www.geocities.jp/huckbeinboxer/yasukuni010.html)だった。新自由主義グローバル化構造改革という日本破壊の傍らで、日本の連続性をも破壊する陰謀を密かに進めていた。そのクーデターを、保守の顔をして行っていたのが、小泉政権の怖さだった。
 小泉純一郎は、自身の選挙基盤である横須賀に、米海軍の原子力空母の常駐入港が実現したその日に政治家を引退している(http://blog.goo.ne.jp/gulliver2004/e/333f8265a48c8d81149f0399dcde4556)。そこに小泉純一郎の深層心理が露見していると思う。結局は、アメリカの傀儡でしか無かったのだ。
 そして小泉路線を継承しているのが、今の安倍政権(http://politiceconomy.blog28.fc2.com/blog-entry-2259.html)。それを思えば、安倍政権に、日本を取り戻す力があるとは、到底思えない。
 未だその芽は一つも出ていないけれども、日本には、連合国による戦後支配体制を打ち壊す事の出来る、真の保守政権が絶対に必要だ。何十年かかっても、日本人は、そういう真の保守政権を打ち立てなければならないのである。



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