朝鮮遺体、何故流れ着く



 北朝鮮の関係者と見られる漂着遺体が発見された。
『3、4月に江津市松江市の海岸に漂着した2遺体が、北朝鮮の関係者である可能性が高いことが1日、島根県警への取材で分かった。捜査関係者によると、いずれの遺体も、故金日成(キムイルソン)主席と故金正日(キムジョンイル)総書記の肖像画を所持していたという。
 遺体は3月5日に江津市黒松町で、4月27日に松江市秋鹿町の海岸で1体ずつ発見された。いずれも男性で、一部が白骨化し死後数カ月とみられ、ドライスーツを着ていた。
 いずれもドライスーツの中に赤い金属製の筒を所持しており、別々の紙に印刷された両指導者の肖像画が入っていた。ドライスーツ表面にはアルファベットで「TAEGAKBONG」「NAMPHO」と印字されていた。
 県警によると「NAMPHO」は北朝鮮西部の都市南浦(ナンポ)の可能性もあるという。('13/6/2 中国新聞)』(http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201306020029.html

 こうした北朝鮮関係者のものと見られる遺体の漂着事件は度々起こっている。4月にも北朝鮮バッジを付けた遺体が新潟で見つかっている(http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1367066629/)。
 工作中、沖へ流された工作員か何かなのだろうか?
 調べてみると、ドライスーツに記載されたという文字、「TAEGAKBONG」というのは、昨年12月に北朝鮮沖で消息不明になった同国籍の貨物船の名前らしい(http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130429-OYT1T00461.htm)。そうすると、恐らくは貨物船の遭難者と言う事になるのだろう。
 しかし、12月の遭難事故と関係なく、それ以前にも、北朝鮮からの漂着遺体や漂流船は度々見つかっている。例えば、昨年11月末には北朝鮮関係者と見られる5遺体が見つかっているが、その際には、鳥インフルの船員を北朝鮮が棄てたのでは・・・と憶測する報道もあった(http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121209/plc12120918010009-n1.htm)。 
 漂着遺体と言えば、第二次大戦中、英国が、シチリア上陸作戦を欺瞞する為、イギリス兵の遺体を使ってニセ情報を流した特殊作戦、ミンスミート作戦のような話もある(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%88%E4%BD%9C%E6%88%A6)。脱北に失敗した漂流者や、遭難者に見せかけ、何らかの工作が絡んでいる可能性も、皆無とは言えないかも知れない。
 北朝鮮は、朝鮮戦争の停戦白紙化を宣言している(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130306/1362540997)。遭難者に見せかけ、鳥インフルならぬ生物兵器さえ送り込むような事だって、場合によっては、やりかねない。警戒が必要だろう。



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