えっ、中韓が対北軍事協力!



 中韓が、北対応の軍事協力を強化してゆく方針だという。
『韓国軍の鄭承兆合同参謀本部議長と中国人民解放軍の房峰輝総参謀長は4日、北京で会談を行い、北朝鮮の非核化や朝鮮半島の安定に向け、軍事分野で戦略的な協力関係を強化することで合意した。聯合ニュースが報じた。韓国の合同参謀本部議長が訪中したのは2007年6月以来。
 鄭氏は会談で、北朝鮮の挑発には断固として対抗するとした上で「中国は北朝鮮に影響力を発揮できる」と中国の役割を強調。房氏は共感を示しつつ、朝鮮半島の非核化の重要性に言及したもようだ。(2013.6.5 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130605/kor13060509310001-n1.htm

 これはちょっと驚くニュース。
 確かに、韓国は中国への接近を強めている(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130226/1361888823)。日本政府が望む日韓防衛協力の会談も、韓国側からあからさまに拒絶された(http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1370359297/)。
 韓国は、自国の安全保障体制の軸を「日米韓」から「米中韓」に移したい意向を鮮明にしているのだ。
 しかし、これは中韓の日本はずしの戦略であって、対北朝鮮に関してまで、中国がこの戦略に乗るかは、不明な部分が多かった。
 と言うのも、北朝鮮の最大の後ろ盾は中国だからである。朝鮮戦争で決着がつかなかったのも、途中で中国軍が北朝鮮側で参戦したからだ。
 軍事的には敵である中国と韓国が、対北朝鮮で協力するとなると、停戦中(北は白紙化とか言ってるから「戦争中」?)の朝鮮戦争の枠組みが変わるのである。中国は、北をすて、韓国をとる。その様に見せて、韓国と北朝鮮を背後から中国が操る仕組みが出来るのであろう。
 とすれば、ゆくゆくは、半島全域が中国に併呑されるだろう。
 つまり日本の敵は、中国と、その勢力圏化にある半島ということになる。地政学的には、元寇の頃と似た状況になる訳だ。冷戦型の言い方をすれば、朝鮮半島が完全赤化される事によって、日本の安全保障上の脅威が増す事になる。
 日本政府は韓国に対して未だに防衛協力だの通貨スワップだの、未練たらたらの様だが、もう韓国は、中国の一部だとスッパリ認識し、日本から関係を断つべきだろう。そして赤化される半島の脅威に備えるべきだ!



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