韓国慰安婦戦略、作り話がもと



 評論家の八木秀次氏が韓国の慰安婦戦略について触れている文章をご紹介したい。
『5月26日、中国の李克強首相はドイツのポツダムで「日本が盗み取った中国の領土は返還されなければならない」と演説した。ポツダム第2次大戦の戦後処理のため米英ソ3国が会談をした地であり、米英中で日本に降伏を求める「ポツダム宣言」の名が取られた地だ。そして、戦後の最初の国際秩序「ポツダム体制」の由来となった地でもある。わざわざこの地を選んで演説したのだ。
 演説は、沖縄県尖閣諸島を念頭に置いているが、もちろんポツダム宣言尖閣は何の関係もない。尖閣日清戦争の結果、割譲された台湾の一部ではなく、もともと沖縄県に帰属し、清国も中華民国もそれを認めているからだ。
 が、そんな理屈は中国にはどうでもよい。ポツダムという象徴的な場所を選ぶことで、国際社会、特に米国に対して、「日独伊と戦った第2次大戦を思い出そう、日本は連合国共通の敵だったではないか。日本は侵略の過去を反省していない。[ポツダム体制]に戻ろうではないか」と呼び掛けているのだ。
 そして、日本を「侵略国家」と強調し、その日本に尖閣諸島は奪われたのだと被害者面して、国際社会の同情を買おうとしているのだ。
 この中国の宣伝戦に加えて、韓国は「従軍慰安婦」問題を対日戦略として執拗に持ち出してくる。
 軍隊と性の問題は人類の普遍的問題で、古くからどこの国にもあった。戦場で戦う兵士の性欲処理の問題だ。占領した地の女性を強姦した時代を経て、性病を避ける目的もあって次第に軍が民間業者に依頼して「安全な性」を提供させるようになった。日本の慰安婦制度もその1つだった。
 それに当時は、売春は合法的だった。売春防止法が施行されたのは日本でも1958年3月末のことだ。今日でも売春を合法とする先進国もあり、韓国も最近まで売春を公認していた国だ。
 慰安婦の強制連行説は69年に韓国で発行された「修羅道」という小説が最初で、明らかに作り話だった。しかし、韓国の人々はそれを真実と受け止め始めた。その土壌の上に91年からの朝日新聞のキャンペーンが加わって韓国のマスコミや世論は日帝時代の「侵略」の「動かしがたい事実」と理解するようになった。
 何より、最初は作り話だ。韓国政府も手を焼き、国民を黙らせるために日本政府に頼んで出させたのが「河野談話」だった。それが、国家が「性奴隷」を活用したことを認めたという話にされ、国際社会から非難されるとは誰も考えてみなかった。(2013.06.06 zakzak)』(http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20130606/plt1306060708001-n1.htm

 八木氏の評論は明解だ。慰安婦の強制連行説は69年に韓国で発行された「修羅道」という小説が最初で、明らかに作り話だった]、これに朝日新聞のウソ(http://www.geocities.jp/tamacamat/ianfu.html)と、曖昧な河野談話http://ameblo.jp/moody-night/entry-11546009855.html)が加わり、問題を大きくした。
 こうして回顧すれば、これは日本が反日勢力を基幹として展開された、宣伝謀略戦に絡めとられた事が分かる。似たような宣伝謀略戦として、過去にはアルメニア人虐殺事件というものがあった(http://ameblo.jp/ringo-chyan/entry-11485235718.html)。
 アルメニア人虐殺事件は、アルメニア人が、自分達の立場を有利にする為、トルコに150万人虐殺されたと主張する宣伝を繰り広げた結果、世界に一定の事実として定着した。
 確かアドルフ・ヒトラーも、著作「我が闘争」の中でアルメニア人虐殺事件を取り上げ、嘘でも宣伝すれば世界は信じる・・・と言うような事を書いていたと思う。
 こうした国際的な宣伝謀略戦に対して、日本人は余りにも防衛意識が無さ過ぎる。辛辣な言い方をすれば、旧世代の愚鈍な日本人により、この国の未来を担う若者に、巨大な負債が背負わされてしまったのである。
 我々も含め、現代に生きる日本人の臆病さによって、将来の日本人は、戦いを回避することが出来なくなった。歴史問題、領土問題、争いの種は全て先送りされているからだ。そろそろ、こうした借金のつけ回しを、やめなければならないだろう。
 嘘に対して、日本人は、昂然と戦うべきなのだ!



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