中国毒食品はスポンサータブーだった



 中国の毒食品をテレビが報じない理由は、スポンサータブーだからという。
『今春、中国からやってくる汚染物質PM2.5騒動をきっかけに、「中国毒食品」の日本への流入も大きな社会問題になった。[週刊文春]の何週にもわたる連続キャンペーンをきっかけに、週刊誌や月刊誌、スポーツ、ネットメディアが続々と中国から輸入される毒食品について報じ、話題を呼んでいるのだ。とくに我々が普段からよく利用する外食産業やスーパーの加工食品・PB商品で、多くの中国産食材が使われていることに関しては、多くの日本人がショックを受けている状態だ。
 しかし、一方で一番影響力のあるはずの新聞やテレビでは、あまり中国毒食品の関連ニュースを見る機会は少ない。中国本土で起こった食品関連不祥事は情報バラエティではかっこうのネタだが、日本への流入を検証したり、日本人の食卓にあがる中国毒食品に関する番組は関西の一部の番組を除き、ほとんど見かけない。いったい、なぜなのか?
 在京キー局の報道部記者はこう証言する。
「毒ギョーザ事件のように、健康被害が事件化して因果関係がはっきりするまでは、やはりテレビでは取り上げづらいのです。中国産食品は、指摘されている通り問題だらけで、いつ健康被害が起こってもおかしくない状況ですが、例えば有毒物質や農薬、重金属などは検査に時間がかかり、健康被害との因果関係を証明するのは難しい。そのあたりのウラがきっちりとれない以上、テレビではやれないのです」
 しかし、別の“重大”な問題もある。某局の情報バラエティ番組の製作を手がける制作会社のディレクターは言う。
「いま週刊誌などで報じられている中国産食品の多くは、原産地表示の必要のない加工食品や、レストランの食材など外食産業や流通大手で使用されているでしょう。ファストフード、居酒屋チェーン、牛丼チェーン、回転寿司チェーン、弁当チェーン、そして大手スーパーやコンビニ……。みんなテレビ局の優良スポンサーだから、できるはずないじゃないですか。とくに最近では、低予算でそこそこの視聴率をとるとあって、食品会社や外食産業とのタイアップ番組が各局とも花盛りです。いままで以上に、スポンサーには気を遣わざるをえないので、自分の首を締めるような企画をするわけないじゃない。会議では何度もネタとして提案はされるんですが、現状ではすべて却下されている状況です」
 日本マクドナルドが鶏肉の原料の一部を、病死した鶏肉を長期にわたって加工していた中国の「河南大用グループ」から調達していたことが[週刊文春]の報道で明らかになったが、テレビではまったくといっていいほど報道されなかった。これもディレクター氏によると「スポンサータブーだから」だと証言する。
 アベノミクスで景気が上向きムードになっているとはいえ、日本はまだまだデフレからは脱却できていない状況だ。低価格競争が続く以上、大手の外食産業や食品会社は中国産を使いつづけるしか生き残る方策はない。こうした状況が続く限り、テレビで中国産食品の危険性を取り上げる機会はないに等しいだろう。(2013.06.02 日刊SPA!)』(http://nikkan-spa.jp/447431

 今、様々な分野で、経済独裁体制とも言える状態が生じている。寡占的な経済的影響力を持つ団体(中国食品の場合なら中国系企業=中国政府)の資本の力の前に、マスコミも業界団体も全てが一様にひれ伏し、口をつぐみ、道理が捻じ曲げられる。
 実に不健全な社会状況だ。そして、不思議な事にスポンサーに影響されないハズのNHKからして、現実には様々な不健全な影響を市場から受けている(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4462.html)。
 特に問題なのは、こうしてメディアが経済に従順であれば、経済がグローバル化された現代に於いては、外国政府が自国の主張や思惑を通す為、日本に対し、意図的に経済的なソフトパワーを行使するのも簡単に出来てしまうという現実だ。外国勢力は、様々な隠れ蓑を介在させて、意図が見えないようにした上で、背後から経済的なソフトパワーを使い、日本国内の政治状況から歴史認識に至るまで、影響力を駆使できるのである。
 我が国の自由と独立、そして安全が脅かされている!
 結局、中立で健全なメディアは、この国に存在しないと断言出来る。食品だけでなく、様々な事柄について、ネットで情報を調べ、自分なりの判断を下すしかないのである。そうしないと、外国勢力の意図の介在した情報に容易に流されてしまうのだ。今、日本人は、極めて危ういシステムの上で国論を作り、国家を運営していると言わねばなるまい。



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