住民強制避難死は民主党の罪!



 高市早苗政調会長福島原発事故死亡者発言を巡るマスコミの騒ぎぶり、これは、慰安婦問題の時に見られた工作と全く同じパターンだ。
 確か従軍慰安婦問題の時も、最初の頃に「従軍慰安婦は居ない」と主張した政治家の発言が、左翼マスコミに問題とされたように記憶している。
「性奴隷=従軍慰安婦は居ない」という意味なら、「従軍慰安婦は居ない」は全く正しいのである。しかしマスコミは「従軍慰安婦慰安婦=売春婦)は居ない」という意味に、意図的に曲解して捉え、政治家の発言を叩き、問題を大きくした。
 その際、左翼は「従軍慰安婦」という言葉の意味の曖昧化に成功した。それに対して、言葉尻を取られないようにするため、慎重な政治家は正しく物が言えなくなり、従軍慰安婦問題はタブー化された。その後、左翼らのプロパガンダが放置され、従軍慰安婦20万人などというデタラメが拡大されて行ったのである。
 高市氏の「福島原発事故で死んだ人は居ない」とする発言も「福島原発事故による直接の死者は居ない」と捉えるなら全く正しいのである。恐らく本人もそのつもりで言っているだろう。ところが、マスコミは、そこに原発関連死も含めて、「福島原発事故で死んだ人は居る」として、不当に非難している。
 慰安婦問題の時と同じ、左翼のディスコミュニケーション戦略(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130515/1368588448)が、また使われた!、ほんとにワンパターン!、馬鹿の一つ覚え。
 正確に物事を捉えよう。
 原発関連死というのは、避難の過程や避難先で亡くなった方である。それらの方は、重い病気の人も含め、無理な避難を政府が命じたから亡くなったのだ。民主党政権の住民強制避難が招いた死者なのである!
 一方、原発事故による放射線が原因で亡くなった作業員は、一人も居ないのだ。
 つまり、当時の民主党政権が、拙速な住民強制避難などしなければ、多くの人が助かったのだ!、それは「原発事故死」では無く「住民強制避難死」と別カテゴリーで語るべき「死」では無いのか?
 しかし、高市氏は発言を謝罪し、この問題ではマスコミが勝った構図になった。マスコミによると、間接的に原発事故が原因になった病気・事故などの死者は700人程度居るそうだ(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/38057)。1415人と伝えている新聞もある(http://www.kahoku.co.jp/news/2013/06/20130619t61019.htm)。
 そうだとすると、現時点で「福島原発事故で死んだ人は700〜1415人」というのがマスコミの見解なのだろう。やがて、この死者数は、これからも増えて行く。今後も避難先で亡くなる方を加え、どんどん膨らまされて行くからだ。
 いずれ、福島原発事故死は数万人とか適当に語られ、原発の怖さを伝える道具にされる。
 この構図を観察すれば、住民強制避難で亡くなった方は、反原発派が原発の恐怖を伝える道具にする為、前民主党政権によって見殺しにされた・・・とも言えるかもしれない。そうだとすれば、その人達を殺したのは、原発では無い。断じて、原発ではないのだ!
 民主党のように、自分達の策略で出した犠牲者を、相手のせいだと逆宣伝して叩く(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130620-00000113-jij-pol)のは、悪辣なプロパガンダ工作の常套手段である(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-4447.html)。現政権は、高市氏の発言をタブー化する事無く、民主党政権時代の、住民強制避難死の罪を暴くべきだ!



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