魚で恐怖を克服



 イワシやサバ食べることによって、恐怖の記憶が和らぐかも知れない実験結果が出たという。
イワシやサバなどの青魚に多く含まれる「オメガ3系脂肪酸」の割合が多い食事を取ることで、恐怖や苦痛を伴う記憶を緩和させる傾向があることが動物実験でわかったと、国立精神・神経医療研究センター(東京都)の関口正幸室長らの研究チームが19日、発表した。
 不安障害などの発症予防に役立つ可能性があるという。20日から京都市内で開かれる脳神経分野の合同学会で報告する。
 オメガ3系は、DHA(ドコサヘキサエン酸)やαリノレン酸などの不飽和脂肪酸。実験では、オメガ3系と、植物油に多いオメガ6系(リノール酸など)の含有割合を変えた餌を食べさせた複数のマウスに、怖がって動かなくなる程度の電気ショックを与えた後、再び動きだすまでの時間を比較。3系、6系はいずれも必須脂肪酸だが、食事の欧米化が進み、日常生活での3系の摂取量は、6系に比べて減っている。3系と6系の割合を1対7〜8にした餌を与えた32匹は、動き出すまでに平均80秒かかったのに対し、この割合を1対1にした32匹では平均42秒に縮まった。関口室長は「魚をたくさん食べて3系の割合を増やすことで、不安障害の発症を抑えられるかもしれない」としている。(読売新聞 6月20日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130619-00000589-yom-sci

 日本人は、他の民族と異なり、勤勉で頭が良く、忍耐力もある。それ故、資源も無い島国なのに、世界の大国と肩を並べる事が出来た。
 この民族特性は、一つには遺伝的なものがあるのだろう。そして日本の自然環境風土が作りだす日本人の文化の影響もある。それから食習慣。
 魚に多く含まれるDHAなどのオメガ3系不飽和脂肪酸を食べると、脳機能が改善するという話は良く聞く(http://epa-dha.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-20f0.html)。
 紹介したニュースによると、このオメガ3系不飽和脂肪酸に、更に恐怖を克服させる力がある事が分かったというのだ。大東亜戦争に於ける日本兵の強靭さも、もしかすると日本兵が魚を食べていたからなのかも知れない。
 ところが、最近の日本では急速に魚離れが進んでいる。特に若年層程、酷いという(http://www.maff.go.jp/hakusyo/sui/h18/html/s1_1_2.htm)。鬱病ニート層の増加などにも、魚離れが影響しているかも?
 日本では、アメリカの進める食糧支配戦略によって、ステーキやハンバーガーなど牛肉食が普及し、食の米国化が進んでしまった。しかし、米国産牛肉など食べ続けたら狂牛病になるhttp://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/bsenokyouki.htm)。
 脳に良い魚と、狂牛病により脳を痴呆化させる可能性のある牛肉。この差は余りにも歴然としている。日本は、食の米国化に歯止めをかけ、伝統的な食生活を見直すべきだろう。



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