比、自衛隊の駐留を希望



 フィリピン政府が、国内にアメリカ軍や自衛隊の駐留を求めているという。ラジオイランが伝えた。
『フィリピンが、アメリカ軍の同国領内における恒久的な駐留を求めています。
 フランス通信によりますと、フィリピンのガズミン国防大臣は、「フィリピン政府は現在、アメリカ軍に対して、フィリピン国内の軍事基地により長期的に駐留する許可を与える草案を作成している」と語ったということです。
 ガズミン国防大臣によると次の段階では、この許可は日本の自衛隊にも与えられるだろう、ということです。
 また、日本の小野寺防衛大臣との会談後、記者会見で「フィリピン政府は他国の駐留、とりわけ日本の自衛隊の駐留を、この分野における共同戦略として、既存の取り決めに基づき歓迎している」と語りました。
 フィリピンのアキノ大統領は、これ以前に、アメリカ軍のフィリピン駐留強化を歓迎するとしていました。
 フィリピンは中国と南シナ海の一部の島々の領有権をめぐって対立しており、このフィリピン政府の決定は、地域の一部の国の怒りを引き起こすとみられています。
 現在、アメリカ軍の特殊部隊の兵士数百人が、発表された名目上の目的により、フィリピン軍の訓練に当たっています。(2013/06/27 ラジオイラン)』(http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/38280

 フィリピンと言えば、アメリカの植民地だった経緯から、長い間、米軍基地が置かれていたが、1992年に米軍の完全撤退を成し遂げた。ところが、この米軍撤退から間もなくの1995年、フィリピンの領土であった南沙諸島に、突如、中国軍が侵入、占拠してしまったのである(http://kawanya62.iza.ne.jp/blog/entry/1601141/)。
 まさにバランス・オブ・パワーを地で行くような話だが、国力の点で中国に圧倒的に劣るフィリピンは、結局、外国軍の協力により、力の安定を回復する必要に迫られているのである。
 自国の防衛もままならない中、外国の防衛に日本が協力するのは、どうなんだ?、と難色を示す人も多いだろう。だが、フィリピンに関しては、その独立に日本が関わった経緯もある。対中国の為の連携戦略を考えるならば、フィリピンの求めに応じて、自衛隊を駐留させても良いと思うのだが・・・。
 最も、我が国に関して言えば、私としては、国内に居座る米軍に、早めに出て行って欲しいと思う。いずれにしろ、その為には、日本の防衛力増強が何より不可欠だ。



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