尖閣も米中取引のカード



 ワシントンで開かれていた米中両国の閣僚級による第5回米中戦略・経済対話で、南シナ海東シナ海の問題も話し合われた。
『ワシントンで開かれていた米中両国の閣僚級による第5回米中戦略・経済対話は11日、両国が企業の投資を促進させる投資協定について実質的な協議に入ることで合意し、閉幕した。
 南シナ海東シナ海に中国が強引に進出している問題では、米側は国際法規に従って当事国と平和的に解決するよう求めた。だが、中国側は「主権は絶対に譲れない」と反論し、議論は平行線に終わった。
 閉幕式に出席した米中代表らによると、米中は焦点の一つだったサイバー問題に関し、今回の対話で初めて設けられた同問題に関する作業部会を年内に再び開催することを確認した。
 米側は席上、中国を発信地とするサイバー攻撃による企業情報の不正取得の停止を求めたのに対し、中国側は「我々も被害者だ」と主張。米中は、サイバー空間での犯罪防止に向けた国際ルール作りが必要との認識では一致した。(2013年7月12日 読売新聞)』(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130712-OYT1T00556.htm

 東シナ海の問題・・・これはガス田や尖閣日中中間線などの問題であろう。
 日本の防衛は、ほぼアメリカに丸投げされている。
 核を持つ中国に対し、核の無い日本は、独力で中国の軍事力に対峙し得ない。日本は、日米安保だけを頼りに、中国軍の前に無防備で立っているようなものだ。
 だから、もし米中協議でアメリカが外交カードである「日本」の何かについて中国に譲歩したら、その影響は直ちに日本に及ぶ。
 そしてアメリカにとって、「日本」の問題は、自国の中心的な問題では無い。アメリカにとって、より重要な利益が他にあれば、アメリカはいつでも「日本」に関して中国に譲歩するだろう。
 日本はそれでいいのか?
 日本は、米中で取引されるカードのままで良いのか?
 知らない間に、「日本」カードは、中国の手に渡されているかも知れないのだ。日本国民の意思と無関係なところで。
 自国の運命を国民の手に取り戻すべきだ!
 アメリカに運命を委ねるのを止めよう!
 日本は核を持ち、独力で中国に対峙する力を持たねば、いずれ必ず日本の主権は中国へ売り渡されるだろう!
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