軍事こそ外交の力



 ロシア軍がソ連崩壊後最大の極東軍事演習を行いサハリン上陸作戦も行ったという。
『中国国境や太平洋を管轄するロシア軍の東部軍管区(司令部ハバロフスク)は13日から、極東でソ連崩壊後最大となる16万人規模の陸海空の緊急軍事演習を行っている。サハリン(樺太)への上陸作戦、オホーツク海での対潜水艦作戦などの訓練を実施。日本の防衛省も、宗谷海峡北方領土でロシア軍の艦艇や航空機の動きを把握している。
 軍事演習は、最高司令官のプーチン大統領が12日、ショイグ国防相に緊急点検として「抜き打ち」で命じた。期間は20日までで、プーチン大統領自身も現地視察する可能性を示唆した。
 発表によると、東部軍管区全体で戦車や装甲車など1000両、艦艇70隻、戦闘機や爆撃機を含む航空機・ヘリコプター130機が参加。「ソ連崩壊後で最大規模の緊急点検」(国営ロシア通信)とされている。
 日本列島周辺では、5〜12日に日本海で中国海軍と合同演習を終えたばかりの太平洋艦隊が、宗谷海峡を通過してオホーツク海に入った。ミサイル巡洋艦、大型対潜艦、大型揚陸艦駆逐艦が参加して14日に対潜水艦訓練などを開始。サハリン東岸で15〜17日、南岸で18、19両日に射撃訓練があるとの航行情報も出た。(時事通信 7月15日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130715-00000054-jij-int

 これは日本に対するあからさまな示威活動である。
 日本はロシアと領土返還、天然ガス購入やシベリア・北方領土開発などを巡り交渉を続けているが、当然、それらの交渉に対するメッセージも込められているだろう。
砲艦外交」という言葉がある。「砲艦」という艦種こそ無くなったが、その言葉はまだ生きている。
 外交の裏付けは、やはり軍事的な力である。
 ところが日本では、ロシアへの備えは強化されるどころか、冷戦終了後、長らく減少させられて来た経緯がある(http://www.asaho.com/jpn/bkno/2010/0201.html)。
 サハリン上陸作戦演習は、北海道に対する威圧である。核武装していない日本は、核大国であるロシアから核恫喝を受ける可能性があり、更にはロシアとの経済的結び付きを強めるアメリカが対ロ安全保障面で役立たずになる可能性もある。
 日本は早急な軍事的自立が必要だ。維新政党新風は、核武装実現を主張している。参院選では、東京選挙区「鈴木信行」、神奈川選挙区「溝口敏盛」、千葉県選挙区「渡辺ゆういち」の各氏を応援しよう!



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