シリア宣伝戦


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 シリアの活動家が、政権軍のガス攻撃で犠牲者約500人死亡と主張している。1300人死亡との情報もあるという。
『シリアの活動家らは21日、アサド政権軍のガス攻撃で500人近くが死亡したとして政権側を批判した。
 事実なら、化学兵器を使った攻撃としては、2年に及ぶ内戦でのみならず、イラクの旧フセイン政権が1988年、ハラブジャで数千人のクルド人を殺害した事件以来で最悪の事態となる。
 反体制派の監視団体は、ダマスカス郊外の診療所から集めた情報として、494人が死亡したとした。うち9割がガスで死亡したという。
 死者数については、国民評議会(SNC)が650人、他の反体制派の主要幹部は1300人との見方を示した。
 軍は化学兵器の使用を強く否定している。国営テレビは、活動家らは、シリア入りしている国連調査団の活動を妨害するために、情報をねつ造したと伝えた。
 欧州連合(EU)など西側各国は、調査団を直ちに現場へ派遣するなどして、詳しく調べるよう求めている。
 サウジアラビアは緊急の国連安全保障理事会を開き、情勢について協議するよう呼び掛けた。(2013年 08月 21日 ロイター)』(http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0GM2HL20130821

 混迷を深めているシリア情勢だが、伝えられる情報の真偽については注意が必要だ。少し前に、シリア化学兵器使用問題について、政府側と反政府側で互いに非難する宣伝戦が行われており、検証が困難だとの記事を産経新聞が掲載していた。
『シリア内戦で化学兵器が使用されたとの情報をめぐっては、アサド政権側と反体制派ともに相手を非難し合っており、現時点では双方の主張の真偽は分かっていない。国際社会でのイメージを操作するための宣伝戦の色合いも濃く、今後、国連が本格的な調査に乗り出しても、実証的で公平な検証ができるかどうかは不透明だ。(2013.3.26 msn産経ニュース)』(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130326/mds13032621270004-n1.htm
 政府側、反政府側だけでなく、反イスラエルのシリアを潰したい欧米メディアも、情報操作に加担している。2012年には、BBCがイラクでの写真をシリアの虐殺写真として偽装掲載(http://ginga-uchuu.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-d039.html)する事件もあった。
 情報操作により一方を悪者に仕立てるというのは、欧米メディアの得意分野である。
 日本でも、南京事件慰安婦問題では、悪質な印象操作に散々悩まされている。我々は、センセーショナルな報道に触れても、その背後で起こっている本当の事を見抜く目が必要とされているのだ。被害者と加害者がはっきりしているようなケースであっても、実は被害者側の勢力により仕組まれた、自作自演である可能性すら、無いとは言えないのだから(http://sankei.jp.msn.com/world/news/130824/mds13082408450001-n1.htm)。



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