シャープ、サムスンとの複写機提携見直し


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 シャープがサムスンとの複写機提携交渉を打ち切ったという。
『経営再建中のシャープが資本・業務提携した韓国サムスン電子と、複写機事業に提携を拡大する交渉を打ち切ったことが28日、分かった。業界関係者によると、複写機の製造に必要な特許を保有するキヤノンなど国内大手メーカーが、サムスンへの技術流出を恐れ、シャープに見直しを迫ったのが最大の理由という。
 シャープは、主力のデジタル複写機(A3サイズ)の出荷台数が世界5位。サムスンの販売力を活用し、アジアの新興国を中心に事業を拡大する戦略だったが、練り直しを迫られる。(北海道新聞 08/29)』(http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/488324.html

 こんなの当たり前だと思うが・・・他社に止められないと気付けないなんて、幾ら経営再建中とはいえ、シャープは少しおかしいね。
 記事中、「国内大手メーカーが、サムスンへの技術流出を恐れ」という部分があるが、複写機のように複雑な電子機器の場合は、関係する特許の数が数百に上り、他社の特許も使わざるを得ない。そうした時、競合メーカーが関係特許を出し合い共有するパテントプールという戦略を取る事がある(http://www.jpat.net/Y140.htm)。
 こうした事から、恐らく、シャープがサムスンと提携すると、シャープ以外の国内メーカーの関連特許技術が芋づる式にサムスンに流れてしまう恐れがある為、パテントプールに参加する他の企業が慌てて止めさせたのであろう。
 中韓のメーカーは焼畑工業モデルと呼ばれる戦略を取って先行メーカーを追随し、圧迫する事がある(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120923/1348367711)。サムスンなどと提携すればどうなるかは、苦境に陥るアップルなどを見れば一目了然だ。シャープは液晶テレビソーラーパネルで散々やられたのに、同じ失敗を何故繰り返そうとするのだろう?、経営陣の中に、アッチ系のスパイでも混じってんじゃ無いの?
 会社というのは大きな組織だが、経営方針を決めるのは数人だ。その数人を抱き込んでしまえば、どんな大きな会社でも、自由に操れる。そうした影響力のある人間をターゲットに、見境の無い接待攻勢を仕掛ける(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130324/1364117458)のも、中韓の常套手段である。
 中韓に甘い会社は、経営陣を総入れ替えした方が良い。



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