国際社会に真の友無し


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 日本もNSA主要海外拠点、「敵と同時に友もスパイ」と米紙が報じた。
『米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は2日、米国家安全保障局(NSA)による情報収集活動をめぐり、NSAの主な海外活動拠点には英国、オーストラリア、韓国のほかに、日本が含まれていると報じた。
 活動拠点としては米軍基地や在外公館などを例示したが、これら4カ国での活動内容は記されていない。。
 記事はNSAが「敵と同時に友も日常的にスパイしている」とし、「フランスやドイツのような同盟国への外交的優位」「日本やブラジルへの経済的優位」の達成も目的だと結論付けた。(2013/11/03 共同通信)』(http://www.47news.jp/CN/201311/CN2013110301001852.html

 日本は監視されている。当ブログでも述べている事だ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130611/1370915696)。日本は、この状況に抗議すらしない(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20131029/1383003197)。
 地政学に関連した名言として、以下の言葉が知られている。
「国家に真の友人はいない」キッシンジャー
「隣国を援助する国は滅びる」マキャべリ
「我が国以外は全て仮想敵国である」チャーチル

 正に、「国家に真の友人はいない」そして「我が国以外は全て仮想敵国である」、この状態が国際的には、今も普通なのである。ところが、日本の政治家には、この感覚がおかしい者が相当数居る。
「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」鳩山由紀夫
「国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」安倍晋三

 首相からして、これだ!
 宗教家や哲学者が言うなら良い。だが、国益を守らねばならない立場の一国の長ならば、絶対に口にしてはいけない言葉だろう。それなのに、どうも日本の指導者というのは、上に立つと聖職者にでもなったつもりになってしまうんだな。そこが弱い(頭が?)、これでは付け込まれる!
 戦前、戦後を通し、日本には、日本人が犠牲となって世界を助けるという思想がある。満州朝鮮半島への莫大な投資、大東亜戦争からして、アジア解放の戦いだった。戦後は開発途上国に多額の経済援助をした。そして安倍晋三は、TPP参加表明の時、日本がTPPに参加する事によって「日本の国益だけでなく、世界に繁栄をもたらす」と述べた。
 あのTPP参加表明には、日本が犠牲になったとしても、世界が繁栄すれば良し、とする安倍晋三の思想が垣間見えるのだ。満州国官僚の孫なら、そういう考えになるのかも知れない。だから政府は前のめりでTPPに驀進する。日本の聖域は守られなくても良い(http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131007/fnc13100707180001-n1.htm)。しかし、アメリカの主張する自動車の関税は20年先まで守るのだ(http://www.m9l-o-l.com/archives/33785089.html)。
 日本人が世界の肥やしとなり、犠牲になって世界を助ける。
 そういう理想主義は、日本人が世界征服でもして、世界で一番良い暮らしをしている状況なら、受け入れられる話なのかも知れない。だが、現実社会を見れば、現時点で大多数の日本人が既に社会の肥やしとなって、ギリギリの生活を続けているのである。助けるべき人は、ここに居る。世界では無い
 日本人は勤勉な民族で、抑圧的な環境でも我慢して耐える。ガダルカナルニューギニアの戦場で食べる物が無くなっても、降伏せず、餓死して死ぬまで戦う。不満も口にせず、反乱も起こさずに。だからと言って日本の政治家や官僚は、それを普通で当たり前と思ってはいけない。先に助けるべきは、前線で戦う日本人。日本国民であるべき! 



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