日本外交の問題


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 朴大統領が「後ろ向きの政治家いる」として、また欧州で日本批判を展開した。
『欧州歴訪中の韓国の朴槿恵大統領は8日、欧州連合(EU)のファンロンパイ欧州理事会常任議長(EU大統領)らと会談した。
 朴大統領は会談後の共同記者会見で、いわゆる従軍慰安婦問題を巡り「日本には後ろ向きの政治家がいる」などと重ねて批判した。安倍首相との会談については、「(2国間関係の改善が期待できないならば)逆効果」と言明。「日本の指導者は考え方を変えるべきだ」と述べた。
 ファンロンパイ氏は「日韓の協力を支持する」と関係改善を促した。島根県竹島問題を念頭に「領土問題は国際法に従って解決されるべきで、平和的解決を目指すよう求める」と述べた。同氏は19日に安倍首相と東京で会談する予定だ。(2013年11月8日 読売新聞)』(http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20131108-OYT1T01392.htm

 相変わらずクネ婆の妄言。後ろ向きなのは、クネ婆の方だろ。
 昨年、私は、韓国が中国を引き込む為、対日挑発戦略を採用していると記事に書いた(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20121227/1356605157)。
 その仮説は、この一年間の韓国の動きを見ると概ね当たっていたと思うし、更にパワーアップされている。今の韓国は、中国の他、アメリカを自国に引き寄せる為に日本叩きをしているように見えるし(成功していない)、北朝鮮との関係改善も日本を敵にして実現しようとしている。
 そして欧州でも日本の悪口を言いふらしており、日本を世界の敵とするのが韓国の戦略のようだ。しかし、韓国の思惑通りに動いていないのは、欧州議長の「領土問題は国際法に従って解決されるべき」との発言からも明らかだ。
 不可解なのは、日本の態度である。日本の反応はぬるい。本来なら、欧州議長が「領土問題は国際法に従って解決されるべき」と述べたタイミングで、日本が、引き延ばしている竹島問題の国際司法裁判所への提訴をアピールするのが良い筈だ。
 そうすれば、国際法に従って解決しようとしていないのが韓国である事を世界にアピールできる。徴用工を巡る賠償や仏像返還問題、靖国放火犯引き渡しなどについても韓国は国際法を守っていない。
 にも拘らず、日本側は、それをはっきり世界にアピールしない。あまつさえ、韓国による国際宣伝の独壇場を許している。世界的には、慰安婦問題などで日本の方が悪いかのようにさえ、印象付けられている。
 どうもこの構造がおかしい。
 日本側が韓国に激しい対応を取らないのは、日本側が外交的「配慮」をするからだ。つまり、韓国の反日活動に日本が表だって反発すれば、火に油を注ぐ事になり、関係が更に悪化する。だから、日本側が我慢して韓国に対する反発を抑える。
 常にこの構図が変わらないのだ。
 その深層意識は根深いものがある。日本人は、自己犠牲を美徳と考える。集団の調和を保つ為、自分が犠牲になる。この考えを、日本人は学校や部活動などを通して体験的に教えられる。
 しかし、本来、その自己犠牲は、自己の属する集団の為に発揮されるから美徳であったはずだ(家族や地域を守る)。それが、いつの間にか、自己の属する集団を越えて、世界全体や地球の為に日本人が我慢し、自己犠牲をするのが美徳と考えるように戦後教育やメディアの宣伝などで観念が操作され、すり替えられている。
 特攻隊の英霊たちは、日本の為に自己犠牲を行った。しかし、ウルトラマンなどの戦後のヒーローは、世界や地球の為に自己犠牲を行う。世界や地球の為に自己犠牲を行うのが美徳と言うように、地球防衛軍的感覚に、いつの間にか、すり替えられて洗脳されてしまった。
 内と外と言う感覚が曖昧にされている。
 私は、その、世界や地球の為に自己を犠牲にするのが正しいと言う感覚、それが日本外交の癌なのだと思う。ODAのばら撒き、中韓アメリカへの配慮、全部そうだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20131106/1383693258)。
 世界は日本人の為に自己犠牲はしない。その事実に早く気付くべき。世界が家族だというのは、日本人が見ている儚い一方的な夢だ。その夢から覚めないと、日本は滅ぶ。




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