ロボット兵は戦場を安全化する


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 ロボット兵器の開発規制について、議論が開始されることになった。
『人間の判断なしに自動的に敵を攻撃するロボット兵器の開発の国際的な規制について、来年5月に専門家会合が開かれることになり、実質的な議論が始まる見通しになりました。
 日本を含めて117か国が加盟しているCCW=特定通常兵器使用禁止制限条約の締約国会議は15日までの2日間、スイスのジュネーブで会合を開き、ロボット兵器の問題が初めて議題として取り上げられました。
 ロボット兵器は、人間の判断を介さずに殺傷を繰り返すことなどへの反発が強く、開発を国際的に規制すべきだという声が高まっています。
 会合では、規制を巡る議論の第1段階として来年5月に各国の国際人道法や軍事技術などの専門家による会合を4日間の日程で開くことを決め、実質的な議論を始めることで合意しました。
 この問題では、一部の国が遠隔操作で攻撃する無人攻撃機も対象に含めるべきだと主張していることなどから、来年の専門家会合ではロボット兵器の定義が議題になる見込みのほか、商業的なロボットの開発を妨げない規制の可能性などについて意見が交わされるものとみられます。
 今回の合意について、ロボット兵器の開発の全面禁止を訴えているNGOのスティーブ・グース氏は「兵器の制限を話し合うプロセスは通常、非常に時間がかかるが、この問題は大きな関心を集めていることもあり、僅か数か月でここまでこぎ着けることができた」と述べ、意義を強調しました。(11月16日 NHKNEWSWEB)』(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131116/k10013105561000.html

 ロボット兵器規制については、特にNHKが熱心なように見える。何故なのか?、日本弱体化を目論む中国あたりから、熱烈な懐柔工作を受けてんじゃないのか?、どうもそんな気がしてならない。
 そもそも、ロボット兵器⇒危険、非人道的!、という短絡的な回路はどこから来るのか。良く考えれば、ロボット兵は人間の兵士より安全だ。
 どんなに厳しく命じても、人間の兵士は勝手な行動をする可能性がある。
 例えば、人間の兵士は略奪をする(特に日本人以外の兵士!)。食欲や物欲があるからだが、ロボット兵にそれは無い。ロボット兵は戦場で身勝手な略奪をしない。
 人間の兵士の性欲管理は大変な問題だ。旧日本軍はレイプを防止する為、慰安所を作ったが、米軍やロシア軍は自然に任せたからレイプが多発した。ロボット兵に性欲は無いからレイプはしない。
 これだけでもロボット兵の安全さが分かるが、実戦でもロボット兵なら人道的な行為が可能だ。例えば、人間の場合、未熟な兵士は戦場で極度な興奮状態に陥り、見境なく発砲する。その結果、仲間の兵士や民間人が誤射され犠牲になる。だがロボット兵は戦場で異常な興奮状態に陥入らない。常に冷静に判断し、高精度なセンサーは仲間の兵士、民間人の属性(女か子供か民兵かなど)を瞬時に見分けるようプログラム出来る。
 湾岸戦争イラク戦争では、多くのジャーナリストが亡くなっている。その原因は、持っていたカメラが、銃や対戦車兵器に誤認されたケースが多い。人間の兵士には、相手が持っている物体が、カメラか銃なのか瞬時に見分け、判断するのは難しい。躊躇すれば自分がやられるから、反射的に引き金を引く。
 ロボット兵なら、コンマ何秒か一瞬であっても、人間より早く、相手が持っているのが銃かカメラか、形状識別プログラムで見分けられる。撃たれるという恐怖心もロボットには無い。だから、撃たれる前に撃ち殺そうという焦りも無い。正確な判断ができるのである。
 次に指揮する指揮官の心理を考えてみよう。目の前にある邪魔な建物。中に居るのが民間人なのか敵なのか分からない。もし部下を突入させ、敵が居たら部下が死ぬかもしれない。指揮官は部下の命を優先し、建物を砲撃するよう命じる。砲撃が終わり、近寄って見ると、見えたのは女と子供の死体だった・・・だが仕方が無い。ここは戦場なのだ・・・。
 そうした状況で、もしロボット兵が居たら?、指揮官はロボット兵に建物の捜索を命じ、中に民間人が居たら退避を促せたはずだ。ロボット兵なら、大切な部下の命は危険にさらさずとも済む。危険な建物の捜索さえロボットなら躊躇なく命じられ、その結果、指揮官は、無闇に敵を建物ごと破壊しろという過激な命令を下さなくて済む事になる。
 更には、ロボット兵は戦場をより人道的にする。一般的な兵士の射撃はヘタクソだ。しかし、ロボット兵が高性能化すれば、いずれゴルゴ並みの射撃能力を持たせる事も出来るだろう。
 高性能のロボット兵は、数百メートル先の敵の手や足だけを正確に狙って撃つようプログラムできる。敵兵の腹や頭は絶対に狙わない戦闘ができるのだ。
 ロボット兵により、戦場は、より人道化され、安全になり、敵見方とも犠牲者が少なくなる。ロボットは殺人を楽しまないから、無益な虐殺もしない。ロボットはプログラムに反した行動は絶対にしないのだ。
 ここまで説明すれば分かって頂けると思うが、ロボット兵器の規制には、高度な軍事知識が必要だ。まともな軍事知識もない日本のロボット専門家に、世界を納得させるロボット兵器規制案が作れる訳が無い。この問題について日本に率先してロボット兵器規制をやらせようとする動きは、つまりは、ロボット先進国である日本のロボット開発を妨害しようと言う意図を持った陰謀に思える。もしかしたら、自動運転自動車の開発さえ、ロボット兵器になるという理由で禁止されなねないのである!
 どうせ中国やアメリカはロボット兵器を作り使用するだろう。条約にも絶対に加入しないはずだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111126/1322312428)。そして、破壊の効率性だけ追求する彼らのロボットは、凶悪なものになる可能性がある。
 だったら、その前に日本が高度な技術で、敵識別性に優れたロボット兵を開発すればいい。それを世界に売る事で、日本は世界の戦場の安全化に寄与でき、兵士の残虐行為を防止でき、民間人への被害を局限出来るのである!
 ロボット兵の開発禁止は、戦場の非人道性をこのまま固定化させる事に繋がり、愚かとしか言えない。むしろ、ロボット兵の開発を更に進め高性能化させる事が、戦場を、より安全で人道的なものとする唯一の道なのだから。




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