自衛隊、友達作戦


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 比での自衛隊援助活動名「サンカイ」と名付けられた。その意味は「友達」。
自衛隊トップの岩崎茂・統合幕僚長は21日の定例記者会見で、台風で大きな被害を受けたフィリピンでの国際緊急援助活動に派遣した海自の護衛艦などが、22日にもレイテ島の周辺海域に到着することを明らかにした。
 護衛艦にはヘリコプターなどを搭載しており、現地で物資の輸送活動などを行う。
 岩崎幕僚長は今回の活動について、「オペレーション・サンカイ」と名付けたことも明らかにした。「サンカイ」は現地語で「友達」を意味する言葉で、「重要な友達だという意味を込めた」と述べた。(読売新聞 11月21日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131121-00000971-yom-int

 フィリピンで行われている自衛隊による救援作戦の名称が「友達作戦」。そして、それが、ほぼ日米の共同作戦のような形で行われているのである(http://www.jiji.com/jc/zc?k=201311/2013111800567)。
 これは感慨深い事だ。被害の大きかったフィリピン、レイテ島は、かつて日米が激戦を繰り広げた地。今回、海上自衛隊が派遣した護衛艦「いせ」の先代にあたる、戦艦伊勢も、レイテ沖海戦で小沢機動部隊の一艦としてフィリピンに派遣されている。
 その時戦った日米が、共に救援作戦を行うのである。それは良い事だ!、一方、当ブログでは台風30号については、気象兵器による攻撃だとの恐るべき陰謀説も唱えている(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20131108/1383915043)。その文脈で解釈すると、この流れの全ては、最初から計画され、絵に描いたようにピタリと当てはまる予定調和の実現のようにも思える。
 アメリカのスマート・パワーは最大限に行使された(ジョセフ・ナイの言うハードパワー+ソフトパワーの概念)。
 まず、ケネディ大使の抜擢。メディアはケネディ女史をスター並みに扱い、これに日本人はコロリと騙されている(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20131120/dms1311201531014-n1.htm)。そして、フィリピンの救援作戦を指揮するハリー・ハリス米太平洋艦隊司令官が、日系人であると言う事(http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/131018/wor13101811050016-n1.html)。かつての宿敵、アメリカ太平洋艦隊の親玉が日系人なのだ。ハリス司令官は、佐世保海軍墓地に献花もしている(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131120-00000570-san-pol)。
 この状況下、フィリピンで日米が共同作戦。かつての戦争は完全に和解され、日米一体化(トモダチ、友達!)、宥和が演出されるのだ。その背後で進むのが、日本のカネを吸い上げる事を目論む、恐るべきTPPの策謀である。
 ついにTPP交渉では、日本の聖域全撤廃まで要求されている(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20131117/1384650351)。が、結果的にアメリカのスマート・パワーの行使の前に、日本政府は成すすべも無く、全ての条件を飲む事になるだろう。嫌でも飲まざるを得ない様な、アメリカのスマート・パワーの強烈さなのだ。
 その結果、日米は一体化して行く。
 しかしそれは、多くの日本人にとって、幸せな未来を齎す事に繋がらないだろう。一体化した日米は、あたかも一つの国の様になってゆく・・・従米ポチの知識人の多くは、それを良い事として歓迎する。今は国際化の時代、国や民族、国境に拘るのは古臭い。インターナショナルがトレンド!
 その揚句に来るものは、現在のアメリカ社会を見れば良く分かる。激しい格差社会、移民や犯罪が溢れ、国民の多くが最低賃金ギリギリの貧困層で疲弊・・・そして、日本人もその仲間入りをするという訳だ。
 今起こっている事。これは、正気の沙汰ではないのである。




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