韓国拡大防空圏を撤回させよ！

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　韓国の防空識別圏拡大について、日本政府が撤回要求する方針と香港メディアが伝えたそうだ。
『2013年12月8日、中国評論新聞網は、韓国が防空識別圏の拡大を発表したことで日韓の防空識別圏が一部重なる状態となることを受け、日本政府は韓国に対して抗議し、撤回を要求する見通しだと伝えた。
　日本メディアによると、韓国国防部が発表した拡大版の防空識別圏には、日本の防空識別圏に含まれる馬羅島（マラド）や鴻島（ホンド）の空域も含まれている。消息筋によると、韓国政府は7日には日本政府と中国政府に防空識別圏の拡大を通知していた。韓国の識別圏拡大は1951年に設定されて以来、初のこと。
　日本政府の関係者によると、日本政府は韓国政府に抗議し、撤回を要求する方針だという。（Record China　12月9日）』（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131209-00000010-rcdc-cn）
　韓国の防空識別圏拡大について、香港の新聞は日本が撤回を要求するとの見込みを伝えている。その一方で、ウォール・ストリート・ジャーナルでは、日本は静観すると伝えている（http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131209-00000527-wsj-int）。
　どうも我が国の態度は曖昧だ。防空識別圏の問題を、技術論的な観点から、どーでも良い事のように扱う識者が多いが（http://ameblo.jp/toshio-tamogami/entry-11715953977.html）、私はそうは思わない。これは、国家の「格」を巡る争いなのである。どっちが国として「格」が上かという。
　韓国が、今まで防空識別圏拡大を控えて来たのに、中国の問題が生じて突然、防空識別圏拡大を決断した。やりたかった事を、混乱に乗じてやったのである。
　こういう泥棒猫のような韓国の行為を黙って見過ごしてはならない。結局、中国、韓国の防空識別圏拡大のような問題が生じて来るのは、日本が、国家として「格下」だと見られているからである。格が上だと見られていたら、怖くてそんな事出来ないのだから（http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20120919/1348050893）。
　中国人や韓国人の頭の中には、国際的な国の序列がある。国の階級だ。国の階級が上なら、下の者に命令できる。そう言う考え方が、生まれた時から出来上がっている。
　中国は今、自国がアメリカと対等だと考えている。と言う事は、アメリカに従うだけの日本は、中国から見たら格下だ。だから好き放題に言って来るのである。この上、韓国のやる事を日本が見過ごしにしたら、更に中国は、日本の事を韓国より格下だと間違いなく見る。中華思想に染まった中国とは、そう言う国である。日本は、この中華思想の枠組みを破壊しないと、中国と対等に交渉できない。
　だから、小中華として虎の威を借る韓国を、まず血祭りに上げなければならないのである。結局、朝鮮を屈服させて、日本は、中華思想の及ばぬ地だと証明して見せるのが、歴史的な日本の中国への挑戦のパターンなのだ。
　面子の問題なのである。韓国のような小国に、身勝手な防空識別圏拡大など認めたら、とても中国と防空識別圏の問題で話す事など出来なくなる。それこそ門前払いを食わされるだろう。だから、大した事でも無い事に細々言うのがみっともなく思えても、韓国の意図を徹底的に挫き、日本が韓国より格上だという決定的な力の差を見せつけねばならない。それが大中華、中国へのメッセージとなるのである。
　だが、今の政権にそれは期待できそうにない。だから、中華思想、小中華思想の観点から日本は甘く見られ、こうして中国、韓国に好き放題にされているのである。こんなんでは、いつまでも馬鹿にされるだけ！、日本は、大国としての格を示せ！

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