次の選挙目指す田母神さん


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 若い世代に支持が広がった田母神さん、記者会見で「次の選挙目指します」と語った。 
『元航空幕僚長田母神俊雄氏(65)は防衛省近くの事務所で「結果として組織票が強いと実感したが、一定の成果があった。これを機会に、保守の政党を誕生させるべく政治運動を展開していきたい」と語った。
 田母神氏は、戦後の歴史教育を「自虐史観」に基づくと批判。街頭演説では、災害時の自衛隊の活用のほか、「日本に自信と誇りが持てるよう教育する」と教育改革を強調した。
 政党の支持、推薦は受けなかったが、日本維新の会共同代表の石原慎太郎都知事が応援演説に立つなど全面支援。平沼赳夫衆院議員も駆けつけた。
 支持は若い世代に広がり、田母神氏も秋葉原や渋谷、原宿など、若者が多い街で演説を重ねた。
 この日、「ネットでは相当支持された。若い人からある程度の支持を得ていたと思う」と振り返った。
 選挙戦で他候補が脱原発を訴えたことについては「脱原発なんてできるわけない。景気が悪くなるだけだ」と改めて強調。今後の政治との関わりについては「次の選挙を目指します」と意欲を示し、「自分の主張をして、国民を啓蒙(けいもう)するという意識で頑張る」と話した。(2014年2月9日 朝日新聞デジタル)』(http://www.asahi.com/articles/ASG296VHBG29UTIL03X.html

 今回の都知事選、確かに田母神さんに対して、若者から多くの支持が集まった。田母神さんの最も大きな支持層が20代なのだ(http://uyosoku.com/archives/36261827.html)。
 これは実に興味深い。つまり、今回の知事選と言うのは、世代間闘争でもあったのだ。
 では、どうして田母神さんに若者の大きな支持が集まるのか?、若者の右傾化?、そんな単純な分析では何の分析にもならない。
 若者が田母神さんを支持するのは、既得権への反発だ。
 現在のマスコミやアカデミアの状況を見れば、左翼既得層(既得権を保持するGHQ、日教組洗脳世代の特権階級)にほぼ固められている。そして自民党でさえに寄っている現状を若者は正確に見抜いている(田母神さんを解任したのは自民党だ)。こうした左翼支配に若者は息苦しさを感じている。
 これはつまり、今の支配階層である左翼既得層が権力を奪取した時と似た状況が生まれつつあると言う事だ(背にした思想は逆だけど、権力闘争として見れば構図は同じ)。
 今の支配階層が権力を奪取する時、「古臭い」戦前の文化や思考法を捨てない保守的な旧支配層に対して、当時の若者は「新しい」左翼進歩思想(しかし文化的には何故かアメリカン)を持ってぶつかり、旧権力基盤の多くを破壊した。それにより、戦後の左翼既得層による支配が盤石なものとなった。
 そして今、支配階層となった左翼既得層の振りかざす「古臭い」左翼進歩思想に対して、若者が見い出した「新しい」保守思想を持ってぶつかり(文化面で言えば、若者は洋服より和服を、教会より神社を新しく感じるというような・・)、左翼既得層の持つ権力基盤の破壊を試みているのである。
 このような歴史的な流れを見て取れば、左翼既得層による支配構造が破壊されるまで若者の保守化は止まらないだろう。若者は、左翼既得層による支配の強化を望んで居ないし(それは民主党政権の持続が選択されなかった事からも明らか)、それよりも破壊される前の日本の旧秩序の復活と再生こそ、より強く望んで居るからだ。つまり、日本の右傾化は始まったばかりであり、まだまだ進むと言う事だ。



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