羽生、金メダルで「すみません」


↑↑↑始めにクリックよろしくお願いします!
 羽生、悲願の金メダル!…第一声は「すいません、ホントに」だった。
『◇ソチ五輪フィギュアスケート 男子フリー(2014年2月14日)
 大歓声を浴び、表彰台の中央に立った。フィギュア男子では日本人初の快挙。セレモニー後、インタビューに臨んだ羽生は、複雑な笑みで喜びを口にした。
 「緊張しました…すいません、ホントに。やっぱりオリンピックはすごいって思いました。結果として、すごいうれしいなと思う半分、自分の中ではやはり悔しいと思うところが結構あるので。オリンピックで金メダルを獲って言うのも何ですけど、ちょっと悔しいと思います」。
 フリーは178・64点にとどまった。重圧からか、納得のいく演技はできず、観客に見せた笑顔も控え目だった。目指した世界一は遠のいたと思った。だが、直後に演技したチャンも、得点を伸ばすことができず、羽生はトップをキープ。「とにかく驚きしかなかった。うれしいという感情はなかった。自分の演技が悔しかったんで」と振り返った。(以下略)(スポニチアネックス 2月15日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140215-00000000-spnannex-spo

 羽生、素晴らしい、良くやった!、おめでとう。そして日本に金をありがとう!
 羽生の「すみません」コメントも日本人らしくて実に良いと思う。もっと大袈裟に喜んで良いはずだが、自分の演技に納得できなかった事の素直な気持ちなのだろう。勝敗では無く、内面に於ける自己の超克に重きを置く姿勢は、日本の武道の伝統に通じるものがあると思う。
 竹田恒泰が「負けたのにヘラヘラと[楽しかった]はあり得ない」と五輪選手に注文して話題となったが(http://www.j-cast.com/2014/02/09196363.html)、羽生は勝ってもヘラヘラしないのだ。
 ただ、この「すみません」を、マスコミなどが勝手に翻訳して外国には伝えて欲しく無いと思う(特に反日通信社には)。変な訳になり、誤解を生むからだ(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20130515/1368588448)。
 もし、羽生の「すみません」を「sorry」と訳したら、外国人は、羽生を自分の意思が存在しない全体に従属したロボットのように受け取るか、或いは、何か皮肉を言っているように取る可能性があるのではないだろうか。それでは、日本人の気持ちが全く伝わらないのだ。その辺が、長い間の日本人観の誤解を生む元になって来た。
 なので、日本人は、こういう時、日本人の「すいません」の意味を外国に伝えるべきかも知れない。日本人の「すいません」は英語の「sorry」と違う。
「すいません」には、自分が納得できないという前向きな気持ちも含まれている。それ故、日本人は「すいません」を頻繁につかう。これが、外国には伝わりにくい。だから日本人は、日本人に対して「すいません」を使って良いが、非日本人に「すいません」と言うのは禁止すべきかも知れない。トラブルの際などには、非を認めたようにされてしまう事もあるから。
 日本人の「すいません」は、そのまま英語に翻訳できないのである。



<武士道    文庫>



<外国人に日本を理解させよう!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5356.html