格差の問題


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 ローマ法王オバマ大統領が貧富の格差について議論したそうだ。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王は27日、オバマ米大統領バチカンで会談した。予定の倍近い約50分間、貧富の格差是正などを話し合った。(2014年3月28日 朝日新聞デジタル)』(http://www.asahi.com/articles/ASG3W5G47G3WUHBI01J.html
 広がる格差、それは今日の社会の大きな問題だ。国際NGOオックスファムの調査によると、世界で最も裕福な85人と、世界で最も貧しい35億人の資産がほぼ同額だという(http://jp.ibtimes.com/articles/53530/20140122/172978.htm)。また、中国では裕福な世帯の上位10%が、全中国の総資産63.9%を保有するとの報告もある(http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2300M_T20C14A2FF8000/)。
 一度格差が出来ると、教育の不平等などを齎し、世代を越えて格差が固定化される問題がある。文科省の調査によれば、親の年収が多いほど子供が高い学力を示すと報告されている(http://www.asahi.com/articles/ASG3X3FGTG3XUTIL00B.html)。
 私は莫大な富を持つ人々が存在する事、それ自体は構わないと思う。ただ、問題は、そうした莫大な富を持つ人々の影響力に拠って、社会が莫大な富を持つ人々の望むよう変形されて行く事なのだ。
 富を持つ事は影響力を持つ事である。そうした人々が、影響力を行使し、自分達に有利な社会を作って行く。莫大な富を持つ人々が有利になるような影響を受けた社会で、多くの貧しい人々が、莫大な富を持つ人々が作った基準で選別され、淘汰される。
 これが問題なのだ!
 莫大な富を持つ人々は、今日、グローバルな基準作りに参画し、且つ社会教育、メディアなどの分野を支配し、それらを利用して、自分達のビジネスに都合の良い価値観を繁茂させ、それに適合する人間像を望ましい人間の理想像として人々に強要している。
 一切の民族や、言語・文化の障壁を無くし、国境を無くし、シームレスなビジネス環境を作り上げる。それこそが、理想のワン・ワールド!、彼らはその様に言う(http://www.k2o.co.jp/blog2/2013/06/post-910.php)。
 莫大な富を持つ人々に訓練され選び抜かれたグローバル企業のパワー・エリートは、今日、特定の地域社会・国家に所属しない無国籍人の心性を獲得させられている。地域の特性・独自文化など消えてしまった方が世界ビジネスはやりやすい。日本的なもの全て無くなれば、西欧で生産している商品がそのまま売れるのだ!、クリスマスグッズ、ハロウィングッズ、イースターグッズ、それらはいつの間にか日本でも普通に売られている。既に、日本では朝食べる主食に関してパンが米食を上回っている(http://news.livedoor.com/article/detail/8593158/)。
 地域性を無くし、世界を単一の市場として独占すること!
 そうした過激な考え方を、莫大な富を持つ支配者は好む。ワン・ワールドなど途方も無い考え方だ!、911テロで破壊された世界貿易センタービルの跡地に新たに建てられたビルは、ワン・ワールド・トレード・センターと名付けられたが、まったく笑っちゃうよ(http://www.afpbb.com/articles/-/3003188)。
 ふざけるな!

 


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