TPP決着させるな!


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 安倍首相がオバマの来日を前にTPPに積極的な姿勢を見せている。
『TPP早期決着に意欲=中国海洋進出をけん制−安倍首相
 安倍晋三首相は17日午前、東京都内で講演し、環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐる日米間の協議について「なるべく早く妥結することが望ましい。両国、アジア地域、TPPに参加している国にとっても望ましい」と述べ、オバマ大統領との日米首脳会談を24日に控え、早期決着を目指す意向を示した。
 講演で首相は、日本と欧州連合(EU)との経済連携協定(EPA)についても「実現に向け全力を挙げる」と強調。TPPと合わせて「実現すれば大きな市場が出現する。世界中を潤す、ひとつの巨大な成長のエンジンが回り始める」と語った。
 海洋進出を強める中国に対しては、「国際法に基づいて、この海、空をそれぞれの国が利用しなければならない。中国が責任ある国家として平和的な台頭をしていくように、多くの国々で促していく必要がある」とけん制した。(2014/04/17 時事ドットコム)』(http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014041700293

 停滞していたTPP交渉だが、ここへ来て安倍首相の姿勢がどうも心配だ。前のめりな発言が目立つからである。当ブログでも何度も述べているが、TPPはグローバル企業が更に利益を上げる為だけの仕組みで、地域性などを考慮することなく国民を無視した極めて危険な制度である。そんなもの、妥結しなくて良いのである
 それから時事ドットコムの記事の見出しが「TPP早期決着に意欲=中国海洋進出をけん制」とされており、あたかもTPPと中国封じ込めが「=」のように書かれているが、これも悪質な誘導で、TPPの本質を見誤らせるものだ。TPPと安全保障は、全く何の関係も無い。
 TPPはマクロ的に見れば日本の富を低開発国へ流出させて低開発国の市場成長を加速させ、それにより低開発国に投資している国際投資家、グローバル企業の利益を引き上げようと目論む陰謀だ。その結果として、日本企業や農家の競争者が増加、TPP加盟国の貧困が日本国内に輸入され、日本国内の雇用は減り、一般日本人の生活水準はTPP加盟国の平均値に近づいてゆく(つまり下がる)。
 TPPは日本を低開発国発展の肥やしにすることで、国際金融資本家を儲けさせる枠組みなのである。安倍首相はTPPをボランティアのように表現した事があるが、日本にとっては、正にボランティア。日本の国益にはならず、日本人を犠牲にして、世界の最も貧しい地域の人達と、最高富裕層を豊かにするためのプロジェクトなのである(それ故、最高富裕層は自分の財布を傷めずに中貧層《日本人》の富を世界の極貧層に分配させて助ける「良い」プロジェクトと認識している筈だ)。
 だから、本当にやるべきなのは、日本を世界の肥やしにするのではなくて、世界の最高富裕層を解体して世界の肥やしにする事なんだ。日本は最高富裕層との戦いに負けてはならない!

 


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