頼れないオバマ


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 評論家の日高義樹氏が、オバマ政権は安全保障で全く頼れないと指摘している。
シンガポールで開かれていたアジア安全保障会議で、オバマ政権は2つの問題を暴露してしまった。3年前、「アジアへの大転回」とものものしく銘うったアジア戦略を発表したが何もやっていないこと、中国の軍事拡大に対抗する戦略を全く持っていないことだ。
 ワシントンの軍事専門家は、次のように述べている。
 ヘーゲル国防長官の演説を聞いていると、中国の軍事的拡大の歴史的、構造的な意味合いをまったく理解していないことが明らかだ。中国の立場を理解していないのだから、米国が率先して対応策をたてられるはずがない」
 中国の南シナ海における勢力の拡大は歴史的に見ると、米国が英国から独立した後のモンロー主義やカリブ戦略を思い起こさせる。拡大しつつある国家は、基本的に自国周辺の安全を確立するため、軍事力を増強する。
 ところが、オバマ政権は、こうした中国の基本的な立場を理解していないため、中国に対する軍事政策が口先だけのものになってしまう。
 中国の軍事力拡大の目標の第一は、南シナ海を自分たちの内海にすることだ。次に経済の生命線ともいうべき中国の港湾施設の安全を維持するため、広大な防空識別圏を設けて外国の軍用機を近づけない構えをとる。
 そして尖閣諸島をめぐる中国の挑発的な行動は、「沖縄に対する侵略の第一歩」と米軍当局は考えている。中国が米国のアジアの拠点・沖縄を制圧するため、動こうとしているとみているのである。
 以上の3つの問題を中国の基本的な外交戦略にからめて対応策を考えるのがオバマ政権の責任だろう。だが、シンガポールで開かれた会議でヘーゲル国防長官は、そうした点について、まったく触れていない。
 友人の軍事専門家はこう述べている。
 「中国が周辺国と話し合いもせず、防空識別圏を勝手に拡大したため、日本が偵察飛行を行っている。これに対して中国はいらだっているが、オバマ政権が何もしないのであれば、日本が独自に権益を守らなければならないのは当然だろう」
 「日本にとって必要なのは、航空自衛隊と中国空軍の間で、いつ戦闘が起きてもおかしくないと考え、備えておくことだ。航空自衛隊は最新鋭の攻撃兵器を多数装備し、早期警戒管制機による情報収集能力を強化する必要がある。空中給油体制も必要だ。米空軍は、改良型の空対空ミサイルのスパローを日本に提供しようとしている」
 ハドソン研究所の専門家は南シナ海の中国の無法な行動を阻止するためには、「インドネシア、マレーシア、フィリピンなどがマラッカ海峡ロンボク海峡マカッサル海峡を実質上封鎖し、中国の資源輸送を阻止する制裁措置に出るのが効果的だ」と述べている。
 オバマ政権が中国の無法な軍事拡大に対して何もしない、何もできない危険な状況で、アジアの国々は独自の知恵を出して中国に対抗しなければならなくなっている。(日高義樹)(2014.06.04 zakzak)』(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20140604/dms1406040830004-n1.htm
 オバマに頼れないなら、日本は独自に自主防衛能力を高める必要がある。
 中国の膨張に対し、日高氏の記事では「中国の資源輸送を阻止する制裁措置に出るのが効果的だ」とのハドソン研究所の主張を紹介しているが、日本及び周辺国がそうした行動をするには、抑止力の強化が不可欠であろう。
 具体的には、日本の長距離ミサイル戦力保持と核武装化である!
 それ無しに海上封鎖などしようものなら、状況のエスカレーションを抑止できず、我が国は譲歩するしかなくなり、封鎖など不可能になるからだ。
 アメリカに期待できない以上、我が国の選択は自主防衛力強化、そして核武装しかあり得ない!
 


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