イラク内戦、演出は米?


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イラクのテロの温床はシオニストアメリカ」とイランラジオが指摘。
『イランイスラム革命最高指導者事務所のモハンマディ・ゴルパーイェガーニー師が、地域におけるテロの温床は、シオニスト政権イスラエルアメリカだとしました。
 イルナー通信によりますと、モハンマディ・ゴルパーイェガーニー師は26日木曜、イラン北部のラシュトで、「イラクとシャームのイスラム国」のメンバーはイスラム教徒ではないとし、「シオニスト政権とアメリカがこのグループの背後で糸を引いており、処刑されたサッダーム・フセインを支持する旧バース党イラクでのテロのもとになっている」としました。
 さらに、「一部の野蛮で残虐な暴徒は、イラクとシャームのイスラム国という名前で、イラクで、イスラム教徒のシーア派スンニー派を攻撃し、人々の財産を標的にしている」と語りました。
 イランの民兵組織バスィージの代表も、26日、「イラクとシャームのイスラム国のイラクでの行動は、地域におけるアメリカが主導する世界的な覇権主義の戦争と分裂扇動を継続している」としました。
 サウジアラビアカタール、一部の西側諸国の支援を受けて、シリアで同国の人々や軍に対して無数の犯罪を犯している「イラクとシャームのイスラム国」は、現在、イラクの一部都市を襲撃し、地域を占領しています。
 イラク軍は一部の地域を奪い返しましたが、義勇軍の支援により、テロリストの制圧下にある都市や地域をさらに奪還するため、進軍しています。(2014/06/26 イランラジオ)』(http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/46203
 反政府テロ組織が巨大化し、混沌としているイラク情勢。アメリカは、イラク政府支援の為、軍事顧問団を送ったばかりだ(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140627/k10015547711000.html)。にも関わらず、イランのイスラム革命指導者によれば、イラクのテロリストを支援しているのも、アメリカだと言う。
 まあ、イランは核問題でアメリカと対立しているから、適当に言い掛かりを言っているだけなのかも知れない。しかし、アメリカとイランは、最近、イラクやシリアの情勢を巡り、歩み寄る状況も出てきている(http://www.huffingtonpost.jp/2014/06/16/usa-iraq-bombing_n_5499410.html)。そういう時期に言うにしては、ちょっと微妙な内容だ。
 そして良く考えれば、アメリカやイスラエルイラクの反政府側を支援していたとしても、それ程、不思議な事でも無い。アメリカの中東政策は、第二次大戦後ずっと一貫しており、それはイスラエルの中東に於ける立場を守ると言うものだ。その観点から言えば、イラクが順調に復興して経済的な力を付けるよりも、むしろイラク不安定なままで居た方がアメリカ、そしてイスラエルの利益になる。
 けれども、折角イラクに作った新米政権が倒されるのは、もとよりアメリカの本意では無い。強力なイスラム国家が誕生するのは困る。だから、イラクの新米政権が危なくなれば支援もする。
 そうやって、生かさず殺さず、イラクの混乱を長引かせている・・・それをやっているのはアメリカとイスラエルだ・・・と、イランは言う訳だ。なるほど。
 こういう陰謀論は、平和な日本に住んで居ると、ちょっと信じがたい話に思えるかも知れない。だけど、国際社会を動かす仕組みとは、意外とそういうものだったりするのだ。
 


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