日本にも作れ宇宙港
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2018年までに英国に宇宙港が開業するという。
『英政府は米国外で初となる宇宙港を2018年までに開港する計画だ。ハンプシャー州で開かれているファンボロー国際航空ショーで15日に正式発表する。
英政府は宇宙産業分野で10%の世界シェアを確保し、この分野の産業価値を現在の4倍に当たる年間680億ドル(約6.9兆円)へと引き上げたい考え。
デービッド・ウィレッツ科学相は、英国内で宇宙船を打ち上げるために法令などの整備を進め、英国初の宇宙港の建設候補地も絞り込んだと説明。「英国の宇宙産業を中国経済よりも速いペースで成長させる」という目標を掲げた。
英国はこれまで自国ではなくオーストラリアでロケットの打ち上げを行ってきた。しかし今回の発表によって国内の候補地を巡る競争が過熱し、スコットランドなどの各地が候補として取りざたされている。
民間でもリアクション・エンジンズ社が再利用可能な無人操縦宇宙船の設計を披露したほか、宇宙観光のヴァージン・ギャラクティック社を率いるリチャード・ブランソン氏も英国の宇宙港利用に関心を示す。
ヴァージン社は年内に米ニューメキシコ州から宇宙観光船を打ち上げる見通し。現時点では20万4000ドル(約2070万円)の旅行代金がかかるが、競争の激化やインフラの整備によって、英国の宇宙港が開港する2018年までに、最大で80%の値下がりが見込めると英当局は試算している。(2014.07.15 CNN)』(http://www.cnn.co.jp/business/35050872.html)
宇宙観光なんて夢の様な話と思うかも知れない。だが1903年にライトフライヤーがエンジン付きの飛行機で空を飛んでから、70年も経ずに人類は月まで到達した。それを考えれば、宇宙観光など、もうほんの目の前だ。
最初に飛ぶ商用宇宙船はライトフライヤーのように頼りなく、そして高コストでとても実用性が無いように思えるかもしれない。だが今の空を見れば、そこに飛行機の姿を見ない事は無いくらいだ。一昔前、高嶺の花だった海外旅行も、今や低価格航空会社で数万円の海外ツアーが提供される迄になった。
技術は必ず進歩する。恐れずに進取の気性を持った者だけが、誰も見ていない未来を手にできるのだ。宇宙産業は必ず発展する。やるかやらないか、それだけ。日本人も独自にやるべきだ!
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