マレーシア航空機の受難


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 マレーシア航空の旅客機がウクライナ上空で撃墜された。
『マレーシア航空のアムステルダム発クアラルンプール行きボーイング777型機が17日、ウクライナ東部で墜落した。同機には乗員乗客298人が乗っていた。ウクライナ政府は「テロリスト」が同機を撃墜したと非難している。
 米高官はCNNに対して、米政府も同機が撃墜されたとの結論に至ったと語ったが、何者が撃墜したのかを名指しすることは避けた。バイデン副大統領も「事故ではなく、空中で吹き飛ばされた」と述べた。
 一方、ロシアのプーチン大統領は、悲劇が起きた責任はウクライナ政府にあると強調した。
 ウクライナの政府高官によると、同機は親ロシア派の武装勢力が制圧しているウクライナ東部ドネツク州トレーズ近郊に墜落した。高度約1万メートルを飛行中だったという。
 米当局者によると、墜落の直前に、地対空ミサイルシステムが起動して航空機を追跡する様子をレーダーがとらえていた。米政府はミサイルの軌道を調べて発射場所を特定する作業を進めている。(2014.07.18 CNN)』(http://www.cnn.co.jp/world/35051060.html
 マレーシア航空と言えば、有耶無耶になった例の航空機事故を思い出す(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20140420/1397966460)。それに続く災難だ。しかしオランダからマレーシアへ行くのに、ウクライナ上空を飛行しているとは知らなかった。危険は思いがけない所にあるものだ。
 それにしても、マレーシア機は正規ルートを飛行したのか?
 もし飛行計画に従った正規の飛行ルートだとしたら、ロシア軍が軽々しく撃墜する訳は無いと思う。旅客機なら、いつどこを飛ぶか分かっているのだ。その情報はロシア軍にも通達されているから、敢えて国際的非難を浴びる民間機撃墜などしない。そして高度1万メートルを飛行する旅客機は民兵の持つ携行型の対空火器で撃墜するのは不可能。つまり本格的な地対空ミサイルでないと撃墜できない。あの地域でそれが出来るのは、ウクライナかロシアか、どちらかの正規軍(或いは正規軍が偽装した民兵)しか居ない。
 考えられるシナリオは二つある。
 ウクライナ軍がロシアへの非難を高める目的で意図的に撃墜し、親ロシア派のせいにした。もう一つは、マレーシア機が正規の飛行ルートを外れて飛行し、それをロシア側がアメリカの偵察機と誤認して撃墜した。
 偵察機と誤認した撃墜は、大韓航空機撃墜事件の時に実際に起きている。
 偵察機だとしても、撃墜したら国際問題になる。仮に誤認したとして、敢えて撃墜などするのか・・・と思う方も居るかもしれない。しかしジョイントスターズのような地上監視偵察機が一度飛行すれば、展開する車両などの地上配備状況は丸分かりになってしまう。偵察衛星で把握できない様な詳細な情報を入手されてしまうのだ。ロシア軍が臨戦態勢でウクライナ国境に居る以上、そんなものが来たら断固として撃墜するだろう。
 そういう状況を利用した謀略かも知れない。
 ロシアへの非難を高める為、敢えてロシア軍に民間機を撃墜させるようオペレーションを仕掛けた。
 そう考えると、撃墜されたのがマレーシア航空機だったという理由も分かるのだ。例の事件で、マレーシアはアメリカに弱みを握られている可能性がある(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20140325/1395724274)。米情報機関からの依頼を断れない状況にあるのかも知れない。マレーシア航空機は、米情報機関の考えたオペレーションを遂行していた(わざとウクライナの危険地帯へ侵入)・・・そうした疑惑は、不可解な国境侵犯を起こした大韓航空機撃墜事件の時にも聞かれた事だ。
 もしかしたら、この一件で、マレーシアはアメリカに借りを返せたのかも知れないが、当分の間、マレーシア航空は利用しない方が良いかも知れない。勿論、大韓航空もね。
 


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