仮想敵はどこか?


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 アメリカ、オーストラリア、そして中国が陸軍合同軍事演習を行うそうだ。
国防省の耿雁生報道官が7月31日に国防省の定例記者会見で紹介したところによりますと、中国は10月にアメリカとオーストラリアと合同軍事演習を行うということです。
 耿雁生報道官はその際、「7月16日〜19日、中央軍事委員会の範長龍副主席がオーストラリアを訪問し、豪政府、防衛当局と軍の指導者と会談し、両軍関係の発展をめぐり幅広い共通認識に達している。このほか、豪海軍基地、陸軍部隊司令部と艦隊司令部を見学した。そして、この期間中、中豪両国はアメリカを含む3カ国が10月にオーストラリアで[クワリ(Kwari)]と題する陸軍合同演習を行うことを発表した。3カ国はこれから、今回の演習の関連準備作業をめぐり協議を行っていく」と話しました。
 今回の演習は中豪米三国が行う初めての合同軍事演習です。(2014-07-31 中国国際放送)』(http://japanese.cri.cn/881/2014/07/31/161s224580.htm
 これはまた、興味深い組み合わせだ。
 およそ共同軍事演習には、表立って言わないが仮想敵と言うものがある。さて、この場合の仮想敵は?
 私は、この珍しい組み合わせについて、恐らく最近接近する気配を見せている日本、ロシア、北朝鮮3カ国(http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/385308/)に対する牽制なのだと思う。
「そんな馬鹿馬鹿しい」と多くの人は思うだろう。だが、演習と言うのは可能性への対処を目指して行うものだ。有り得ないと思われるシチュエーションにさえ、即応できるよう準備・研究する。それが自国の影響力を最大限に高める事に繋がる。
 戦後の符抜けた日本の様に、死んでもアメリカ様と一心同体みたいな考え方をしていたら、一生理解できない、それが国際政治の現実だ。
 戦前のアメリカには、カラーコード・プランと呼ばれる戦争計画があった。その一つとして対日戦を想定したオレンジ計画が有名だが、他にもメキシコ侵攻を目論むグリーン計画、フランスとの戦争を扱うゴールド計画、カナダと戦うクリムゾン計画、イギリスと戦争するレッド計画他、およそ考えつく限り、全ての戦争計画があった(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89%E6%88%A6%E4%BA%89%E8%A8%88%E7%94%BB)。
 当然、今のアメリカにだって、そういう計画はある筈だ。同盟は永遠の物では無い。日本だって、想像の上では対米戦計画の一つや二つ作っておくのは当たり前だろう。アメリカなんか、ゾンビが現れた時に戦う計画まで作ってんだから(http://www.cnn.co.jp/usa/35048042.html)。
 でも今の日本に対米戦争計画など無いだろう。恐らく口に出す事さえ出来ない(消される?)。それが、致命的なほどに日本を従米化させ、国家として取り得る選択肢を縮め、日本国の力を必要以上に貶めている原因だという事に気付けるか?、牙を抜かれ、ペットになり下がっている。
 そりゃ戦争しろとは言わないが、日本は何時でも必要があればアメリカと直ちに手を切れるよう、準備くらい、本気で普通にやって無いと、独立国としては完全に失格なんだよ。そう言うのは、どんな弱小国でも普通にやっている事だから。



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