産経ソウル支局長の出頭


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 産経ソウル支局長が朴大統領の名誉毀損容疑で韓国の官憲から弾圧されている事件の続報。
産経新聞がウェブサイトに掲載した朴槿恵韓国大統領の動静に関する記事が朴氏の名誉を毀損(きそん)したと告発された問題で、記事を執筆した加藤達也・同紙ソウル支局長(48)が18日、ソウル中央地検の要請に応じて同地検に出頭し、約10時間にわたり事情聴取を受けた。
 問題になったのは8月3日に掲載された記事。旅客船沈没事故が起きた4月16日、朴氏には7時間にわたり所在が確認されない時間帯があるとし、国会の議論や大手紙、朝鮮日報のコラム、「証券街の関係筋」を引用して朴氏がその時間に特定の男性と会っていたとの噂を紹介している。
 地検関係者によると、地検は記事の作成経緯や記事内容の具体的な意味などについて加藤氏の立場を聴取した。さらに事情を聴くため、あと1回ほど出頭を求める必要があるとしている。(2014年8月19日 スポニチ)』(http://www.sponichi.co.jp/society/news/2014/08/19/kiji/K20140819008772040.html 
 しかし、どうにも納得の行かない話だ。朝鮮日報のコラムを引用した報道なのに、何故、産経新聞の名誉棄損が問われるのか?、仮に朝鮮日報のコラムが大統領の名誉を棄損したと韓国内で誰かが告発したら、朝鮮日報も名誉棄損が問われるのだろうか?
 何だか意味不明だ。
 これは結局、日本で行われた産経新聞慰安婦検証報道に対する報復では無いのか?、つまり江戸の敵を長崎で討つ様な話だ。一つの国が、司法を恣意的に利用して、こんな報復をするなんて、韓国は、ちょっと普通の国じゃない(わかっちゃいるけど)。
 韓国としては、産経新聞の権威を落とし、日本で産経新聞が報道した一連の慰安婦検証記事をも如何わしいものとしてケチを付けたい思いなのだろうが、果たしてその通り行くか?、産経新聞にケチを付けようとして、逆に韓国にケチが付くのではないか?
 韓国は国際社会に、産経新聞が如何わしい新聞社だと印象付けたい。
 しかし、国際社会には韓国が言論弾圧だと印象付けられるのではないか?
 産経のソウル支局長には気の毒だけど、韓国にはどんどん突っ走って欲しいね。そして韓国という民主主義の気ぐるみを着ただけの民族主義全体主義の本性を、全世界に分かりやすくさらけ出してほしいものだ。



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