自立迫られる日本


↑↑↑始めにクリックよろしくお願いします!
 尖閣のためにロスを危険に晒すべきではなく、米中協調すべきとする論説が米国にあるようだ。以下は米国人専門家による記事の抜粋。
東シナ海南シナ海において、中国と近隣諸国の多くを巻き込む領土摩擦が続いている。これに応じて、米国は明確な地域戦略を示す必要がある。自国の利益や同盟関係へのコミットメントを維持するだけでなく、対立や紛争の回避もしなければならない。
 しかし、その実行は難題だらけだ。係争中の島々の領有権をどの国に認めるべきか不明確だからだ。中国は「接近阻止・領域拒否」の能力をつけるため、先進的な精密兵器を開発している。米国は同地域の基地や海軍が脆弱になってきたことにどう対処するか、考えなければならない。(中略)
尖閣を守るためにロスを危険にさらすか
 もし係争中の島や航路をめぐって小競り合いが発生したら、米国は全面戦争に至ることなく、自国に有利な解決ができる戦略を持つ必要がある。米中関係をより広くとらえれば、こうした衝突における「勝利」でさえ高くつくかもしれない。それをきっかけに、その後の小競り合いでは勝つことを意図した中国の軍備増強が始まる可能性があるからだ。
 米軍の現代化計画にもバランスが必要だ。長距離攻撃の基盤を急拡大してはいけない。中国は「接近阻止・領域拒否」の能力を増強しようとするだろう。
 米国が同地域に引き続き関与していくには、技術的な解決策は完全な圧倒的優位をもたらさないという冷戦の教訓に注意を払う必要がある。攻撃拡大だけに頼るよりも、経済的ないし政治的な方策や米軍の存在維持のほうが効果的だ。
 東アジアにおける航行の自由と同盟関係へのコミットメントを守るのに、中国本土を攻撃する能力に依存するべきではない。米国が尖閣諸島を守るためにロサンゼルスを危険にさらす用意があるか、中国が試そうとする可能性がある。
 同地域を安定させるためには、不安払拭と決意を思慮深く組み合わせ、それを軍事的な姿勢に反映することが欠かせない。そうすれば、領土紛争に対してもっと協力的な方向に中国を誘導する絶好のチャンスが米国に訪れるだろう。(2014年08月24日 東洋経済ONLINE)』(http://toyokeizai.net/articles/-/45864
 この手の論調は米国内に於いてそれ程マイナーなものでもないと思う。むしろメジャーな見解なのではないか?
 米国は尖閣のために自国を危険に晒すような事は無い。
 だとすれば、日本が米国に頼り依存することは、自らを米中取引のとして捧げることに過ぎす、我が国の国益に寄与するものでは無い。
 当たり前だが、米国は日本のために自国を犠牲にしたりしない。どこの国も自国の利益が一番。自国を犠牲にして他国を助けるのは、世界広しといえども日本くらいのものだ。
 その日本は、いいように利用されている。
 いま必要なのは、米国を頼らずに中国と対峙する力を持つこと。米国から自立できる力を持てば、米国も日本を重視せざるを得なくなる。私は日米同盟など止めるべきと思っている。しかし日米安保を続けたいと考える人がいれば、尚更強調するけど、日本が独り立ちできる力を持たない限り、日本は捨てられる。
 どういう選択をするにしても、日本が自立することが不可欠なのだ。
 日本の自立とは、即ち核武装である。
 米国の核の傘に頼らないということだ。



<この国はいつから米中の奴隷国家になったのか     単行本>



<日本の核武装が急務!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ



(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5561.html
http://politiceconomy.blog28.fc2.com/blog-entry-2842.html