頭の悪い東京新聞


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 東京新聞の「インド核不拡散条約未加盟 軍事転用の助長懸念」という記事。ふざけているのかと思うくらい頭が悪い。
『日本、インド両政府は一日の首脳会談で、原発関連技術を輸出する前提となる原子力協定の締結推進を確認した。だがインドは核保有国で、核拡散防止条約(NPT)に未加盟。国際的な核管理体制に加わっていない国に原発輸出すれば、核の軍事転用や拡散を助長することになりかねない。
 原子力協定の締結推進は、原発輸出を成長戦略に位置付ける安倍政権と、巨大な人口を抱え電力需要が高まるインド政府の思惑が一致した結果だ。会談に先立ち、両首脳が五十分間、原子力協定を議題に協議したのも熱意の表れといえる。
 日本は一九五八年以降、十四の国・機関と原子力協定を締結している。そのうち安倍政権ではアラブ首長国連邦、トルコの二カ国と協定を結んだ。首相は外遊の際に日本の原発の安全性を売り込むなど、海外への輸出に向けた取り組みを強めている。現在もインドを含む五カ国と、協定締結に向けて交渉中だ。
 NPTは、核兵器保有国が増えるのを抑えるため一九七〇年に発効。約百九十カ国が加盟していて、加盟国は核兵器の譲渡や取得、製造などが禁じられる。
 この枠組みに入っていないインドは、原発の使用済み核燃料からプルトニウムを抽出して核兵器を製造する可能性が指摘されている。包括的核実験禁止条約(CTBT)にも加盟しておらず、原発から抽出したプルトニウムで核実験を行ったこともある。政府は「原子力協定の締結は核の平和利用が前提」と強調するが、軍事転用への懸念は消えない。(2014年9月2日 東京新聞)』(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014090202000129.html
 インドがNPTやCTBTに加盟していないから、日本はインドの核開発に協力するべきでないと東京新聞は言う。
 日本の外交上の最大の弱点核武装していない事だ。
 核武装していないから、日米安保条約依存しなければならないし、その条約にしがみつこうとして、米国から不利な条件を煮え湯の様に飲まされ続けている。
 その一方で、有事の際、米国が日本を防衛するかどうか怪しい。
 日本に敵対する周辺国は、ロシア、中国、北朝鮮が核を持ち、韓国は長距離弾道ミサイル巡航ミサイルを持っている。
 日本は、核も長距離弾道ミサイル巡航ミサイルもない。だから外交的には常に劣位であり、軽んじられている。
 結果的に日本の外交手段は金をばら撒く事だけに限られ、周辺国からキャッシュ・ディスペンサー代わりに便利に使われている。
 こうした状況では、インドがNPTに加盟しない状況が日本にとって必要だ。日本と、NPTに未加盟のインドが協力して核開発を進めれば、周辺国は、有事の際、日本がインドから核を調達するのではないかと思うだろう。
 そして実際にインドに核を作らせ、日本に持ち込めば、周辺国の核優位を崩す事も出来る。
 だからインドがNPTに加盟しない方が、外交上、日本に有利だ。日本としては、絶対にインドをNPTに加盟させてはならないのである。
 そんな事も分からない東京新聞は頭が悪すぎる。



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