再生医療の軍事的価値


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 目の難病女性にiPS細胞を移植する世界初の臨床手術が行われた。
『万能細胞「iPS細胞」から作られた組織を人に移植する、世界で初めての臨床手術が12日、兵庫・神戸市で行われた。
 理化学研究所高橋政代プロジェクトリーダー「臨床研究の第一例目ですので、大きな一歩であると思いたいが、今後もどんどん治療するためには、どんどん進んでいかないといけないと思う」
 世界初となるこの手術は、神戸の理化学研究所の高橋リーダーが中心となり進められてきた。患者は70代の女性で、右目の網膜組織に傷がつき、視力が急激に低下する「加齢黄斑変性」という難病を抱えている。高橋リーダーらは、患者の皮膚からiPS細胞を作製。約10か月間培養して、シート状の網膜組織に変化させた。シートを移植する手術は、先端医療センター病院の栗本康夫・眼科統括部長をはじめ、10人の医療チームが2時間かけて行った。
 患者の容体は安定していて、2か月ほどで手術の効果が見込めるということだが、術後の検査をこまめに行い、安全性を確認するとしている。(09/13 ytvニュース)』(http://www.ytv.co.jp/press/mainnews/TI20151718.html
 iPS細胞を用いた再生医療の研究について、日本は世界で最も進んだ技術を持っている。これは間違いのない事実だ。
 そして当ブログでも以前にお伝えしているが、再生医療技術は軍事的に極めて重要なのである(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111211/1323584639)。
 例えば、現在、航空自衛隊の戦闘機パイロットを候補生から実戦可動態勢まで育てるのに、約400時間の飛行訓練が必要と言われている。
 その間に必要とされる燃料、弾薬、航空機の維持管理費、候補生達の給料等々を合せると、戦闘機パイロット一人を養成するのに約6億円もの費用が掛かるのだ(民間のジャンボジェットのパイロット養成の場合で、1億6千万円くらい)。
 こうしたエリート兵士がもし事故や実戦で負傷した場合、仮に再生医療で元通りに回復させることが出来るならば、たとえ数千万円の治療費が掛かったとしても、コスト的には十分にペイするのである。
 現代戦に於いて、兵士は使い捨てではない。最先端の医療を用いて救うだけの価値がある技量と経験を持っている。
 従って、ロボット技術と並び、最高度の再生医療技術を獲得すれば、我が国の防衛力強化に極めて価値ある貢献を果たすのである。



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