ナポレオンの帽子、韓国へ
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有名なナポレオンの帽子が、オークションで韓国人に落札された。
『19世紀のフランス皇帝ナポレオン1世が愛用していた二角帽が16日、競売に掛けられ、188万4000ユーロ(約2億7500万円)と予想の5倍の高値で落札された。落札したのは韓国大手食品加工メーカーのハリム社だった。
ナポレオンは二角帽を120個ほど所有していたと言われるが、現存しているのはそのうち19個。今回、出品されたのはビーバーの毛皮のフェルト製で、ナポレオンは戦場で目立つようにこの帽子を横にかぶっていたとされる。ナポレオン家の獣医師が所有していたが、1926年にモナコ公国の君主に売却され、以来、モナコによって管理されていた。(2014/11/17 AFP)』(http://www.jiji.com/jc/d4?p=auc005&d=d4_int&google_editors_picks=true)
現存するのは19個というナポレオンの帽子。異常な高値で韓国人が落札したそうだが、果たして保管、管理が十分出来るのか心配してしまう。
余計なお世話なのだろうけど、歴史的遺物の保管が下手な韓国の話は良く知られている。
それについて韓国人は「歴史的遺物が少ないのは日本が奪ったから」と責任転嫁するが、とんでもない!
例えば、韓国が日本に奪われたと主張し、返還させられた朝鮮王室儀軌にしても、原本はフランスにあり、日本にあったのは写本に過ぎないのだ。しかも、日本が奪った事実は無く、朝鮮王室が明治天皇に献上したものだ(明治天皇がご皇室の財産を朝鮮王室に下賜した事に対する返礼)。それを難癖を付けて取り返すのだから、無礼と言うか野蛮というか、本当に卑しい話だ(http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-1041.html)。
また最近、韓国は東京国立博物館が所蔵する「小倉コレクション」を「盗品だ」と難癖を付け、お決まりのパターンで返せと言ってるが(http://hannichigukoku.info/blog-entry-6652.html)、これもふざけた話だ。
小倉コレクションは、美術品収集家であった資産家の小倉武之助が、朝鮮で買い集めた品々に過ぎない。それこそ、ハリム社のオーナーが買ったナポレオンの帽子と同じことだ。もしフランス政府が「ナポレオンの帽子はフランスのものだから返せ」と言ってきたら、韓国は何と言うのかね?
日本の美術品も、幕末と戦後の混乱期、海外に多数流出した。しかし、日本は、そういうものを返せとは言わない。大切にして貰っている限りはね。
韓国は、文化財の返還(略奪!)運動に熱心だが、過去10年間、取り戻した4732点の文化財のうち、国宝・宝物など指定文化財にしたものは僅か0.1%に過ぎないと言う(http://japanese.joins.com/article/239/189239.html)。取り戻しても、事後の保管には無関心なのだ。
人類の歴史遺産とも言うべきナポレオンの帽子、ロクに管理もされず、虫食いの穴だらけにならないか心配してしまうのは私だけだろうか。
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