暴れるボコ・ハラム


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 ナイジェリアで武装集団ボコ・ハラムが多国籍部隊の基地を占拠したという。
『ナイジェリア北東部バガの郊外にある多国籍部隊の基地がイスラム過激派「ボコ・ハラム」に襲撃され、数時間にわたる戦闘の末に占拠された。政府当局者が明らかにした。
 当局者によると、重装備した相当数の集団が3日に基地を襲撃し、ナイジェリア、ニジェール、チャド軍で構成する多国籍部隊との間で戦闘が発生。ボコ・ハラム側が多国籍部隊を圧倒し、基地を占拠した。当時基地にいた兵士の数は分かっていない。
 多国籍部隊は軽火器の蔓延や人身売買の横行に対抗する目的で1998年に創設され、最近ではボコ・ハラムの掃討にかかわっていた。
 隣国チャドに逃れたバガの住民は、武装集団が数百棟の民家に放火し、商店を略奪したと証言。住民に対する無差別な銃の乱射で大量の犠牲者が出た可能性があると話している。
 ボコ・ハラムは2009年以来、ナイジェリア北部で警察や学校、教会、民間人に対する襲撃や、政府庁舎を狙った爆弾事件を繰り返している。(CNN 2015.01.05)』(http://www.cnn.co.jp/world/35058585.html
 正規軍の軍事拠点を制圧できる程の武器や弾薬を持ち、組織された行動が出来るボコ・ハラムは、単なる盗賊の集団では無い。背後には、絶対、大国の支援がある。
 ナイジェリアは貧しい。それなのに、強力な武器で重装備していると報道されるゲリラ。そんな武器を買う金はどこから湧いてくる?
 軍事行動を続けるには、とてつもなく金がかかる。どう考えてもボコ・ハラムにはバックが居るのだ。
 ある分析によれば、それはCIAだという(http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51926666.html)。そういうこともあるかも知れない。
 米国中枢に勢力を持つ軍産複合体や国際金融資本は、イスラムとの戦いを続けたいと思っている。だが戦うには口実が必要だ。その為に、イスラムの過激派勢力を援助している可能性がある。
 イスラム過激派がキリスト教徒を襲撃すれば、欧米社会で十字軍的感覚が湧きあがる。そしてイスラムを叩けという声が大きくなれば、国際社会による大規模な介入の口実も出来る。それが軍産複合体や国際金融資本の狙いである。
 その為に、少女誘拐だとかセンセーショナルなことをどんどんやらせている。白人の首をはねるパフォーマンスをするイスラム国も、多分、同じ仕掛けだろう。やはりCIAがバックに居るのだ(http://japanese.irib.ir/iraq/item/48014)。
 尤も、イスラム勢力の中には、元来キリスト教徒に対し激しい不満がある。だから武器を渡し火を付ければ簡単に燃え上がる。不満を持つ状況がある故に、その状況が利用されるのだ。
 日本人は、イスラムと欧米の戦いについては、冷静に見る必要がある。局所的テロには厳しく対処するにせよ、少なくとも我々は、イスラム社会全体を敵として戦うような愚は、避けた方が良いのだ。



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