軍用パワードスーツ産業化進む


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 アメリカで軍需大手のレイセオン社から軍用パワードスーツ部門が独立したという。
『Sarcosは20日、軍需大手のRaytheonのSarcos部門の事業買収が完了し、独立企業としての完全な再スタートを切ったことを発表した。
 Sarcosは、Raytheonが開発が進めてきた軍用パワードスーツ(エクソスケルトン)で既に、US Navyでの試験利用が進められているものとなる。
 今回、Sarcosは、RaytheonでSarcosの開発を主導したDr. Fraser Smithらが中心となり、新企業を立ち上げることで、これまでのRaytheonの一部門から独立を果たすこととなった。
 Sarcosの元へは、Raytheonの他、DARPA、Department of Defense、NASADepartment of Homeland Securityなどを中心に既に、3億5000万ドルの開発資金が投じられるところとなっている。今回、軍需企業体の枠組みから脱出し独立企業として再スタートを切ったことにより、今後、Sarcosはこれまでの軍事用途の他、産業用、医療用といった様々な用途に適した専用のパワードスーツの開発および製品化を進めていくこととなる予定。
 Sarcosでは既に、アイアンマンスーツのような軍用パワードスーツ「XOS-2」の他にも、2本の手をもった産業用の大型のモビルスーツロボット「Dextrous Arm」、人間のような自然な歩き方ができる自律型2足歩行ロボット「Sarcos」など幅広いロボットの開発を進めている。(Business Newsline-2015/01/20)』(http://www.businessnewsline.com/news/201501202334450000.html



 当ブログでも、度々「装甲歩兵」と呼んで強化外骨格やパワードスーツ技術、パワーアシスト技術の実用化を推奨している(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111108/1320764510)。
 この度、レイセオン社から軍用パワードスーツ部門が独立したということだが、アメリカも、この分野に大きな成長可能性があると目を付けている証左であろう。
 わが国でも、様々な企業が研究に取り組み、開発が進んでいる(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20140103/1388753593)。
 北朝鮮による拉致事件は解決しておらず、またISISによる人質事件と同等の事件が今後起きることを想定すれば、人質救出のためにも装甲歩兵や戦闘ロボット部隊の必要性は益々高まっていると言わざるを得ない。日本では民間用の研究ばかり進められているが、日本こそ、軍用パワードスーツの分野で最先端を突き進んで欲しいと思うのだ。
 結果的には、それが多くの人命、兵士の命をも救う事に繋がるのだから。


<SF画家加藤直之―美女・メカ・パワードスーツ    単行本>


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