日本版CIA


↑↑↑始めにクリックよろしくお願いします!
イスラム国」人質事件を受け、日本が“日本版CIA”の設立を検討していると内外で報じられた。
『2015年2月6日、仏RFI(中国語電子版)は、過激組織「イスラム国」が日本人の人質2人を殺害したことを受け、日本政府が日本版CIAの設立を検討していると日本や韓国のメディアが報じていると伝えた。
 安倍晋三首相は4日の衆院予算委員会で、「政府の情報機能をさらに強化し、より正確かつ機微な情報を収集して国の戦略的な意思決定に反映していくことが極めて重要だ」と述べた。米中央情報局(CIA)のような対外情報機関の設置については、「さまざまな議論があると承知している。自民党内で必要性を検討している」と語った。
 菅義偉官房長官は同日の記者会見で、「情報の収集、集約、分析の一層の強化に取り組みたい。どのような体制にするか、研究する必要がある」と述べた。
 日本は13年12月に日本版NSC国家安全保障会議)を設立している。米NSCが直轄するCIAは、対外諜報活動を行っている。(2015年2月8日 Record China)』(http://news.livedoor.com/article/detail/9763077/
 日本版CIAが議論されている。
 当ブログは、いつも日本がCIAに弄ばれていると書いているが、それというのも、日本にCIAに対抗しうる情報機関が無いからだ。
 だから、日本版CIAは必要だろうね。但し、懸念はある。
 それは、日本版CIAを作ったとして、どうせCIA日本支部にしかならないんじゃないの?、という事。
 そういう疑問。尤もだ。今の日米関係、今の安倍政権の流れだと、当然そうなるだろうし、アメリカも、そういう思惑で日本に日本版CIAを作らせようとしている。
 日本は、CIAにコントロールされているから、日本で日本版CIAを作ろうという動きが出るのは、アメリカが日本に日本版CIAを作れと言っている、、、という訳だから。
 それでも、日本はこの機会に日本版CIAを作っておくべきかも知れない。
 そもそもアメリカでCIAが出来たのは第二次世界大戦初頭のこと。イギリスの情報機関を真似て、ルーズベルトがウイリアム・ドノバンに命じ、情報工作機関、OSSを創設したのが始まりだ。
 OSSは世界中で枢軸側に対する抵抗運動を組織した。ユーゴスラビアパルチザンや、フィリピンのゲリラ、延安の中国共産党とも接触があった。表の戦争の裏側で、見えない戦争を戦ったのだ。
 それに対し、日本は陸軍中野学校を作り、様々な対外工作を行った。有名なところでは、F機関の活動。チャンドラ・ボースインド国民軍を組織した。
 当初は、英国情報部の下請けに過ぎなかったOSSだが、戦後はCIAとなり、本家を凌ぐまでになっている。
 我が国では、陸軍中野学校から70年もブランクがある(恐らく、戦前の精神が、ほぼ消えた頃合いになったので、アメリカは日本が情報機関を設けることを認める気になったのだろう)。戦後、内閣情報調査室や公安、警察の外事課などが細々と活動してきた面はあるが、CIAの活動と比べられない。まずCIAの下請けとして始めるのは、やむを得ない面があるかも知れない。
 だが、仮に下請けだとしても、そこに日本の意思を入れて活動させて行くことは出来るのではないか。どの道、今のように工作され放題であるならば、火中の栗を拾いに行くしか無い。日本版CIA、作るなら、日本人の心を持った人たちに作って欲しいと思う。



(動画は、不完全ですが補助的な機械翻訳を表示できます)


<秘録・陸軍中野学校    文庫>


<日本人の為の情報機関作れ!クリック宜しく。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ


(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5727.html