ギリシャ、独財産没収?


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 ギリシャ法相が「ドイツ財産没収の用意がある」と述べた。
ギリシャのパラスケヴォプロス法相は11日、「2000年のギリシャ最高裁の判決を執行する用意がある」としたうえで、「ドイツが協力しないならば、第二次世界大戦中のナチス・ドイツによる損害の賠償として、ギリシャ国内にあるドイツの財産を没収する」と述べました。
 第二次世界大戦中の1944年6月、ナチス・ドイツギリシャ中部のディストモ村で妊婦や子どもを含むギリシャ人200人余りを虐殺しました。犠牲者の遺族は数十年にわたって賠償を求めています。ギリシャ最高裁は2000年、ドイツに賠償を求める判決を下しましたが、ギリシャ政府は政治上の理由でこの判決を執行していないということです。
 これについて、パラスケヴォプロス法相は「ギリシャの法律では、この判決を執行するのに法相の承認が必要だ。これは承認すべきことだ」と述べました。ただし、いつ承認するかについては明らかにしていません。
 ギリシャによる賠償の請求に対して、ドイツ政府の報道官は11日、「ドイツは1960年にギリシャと賠償協定を締結し、1億1500万マルクを支払った。政治上でも法律上でも賠償の支払いは完了した。各側は当面の問題解決に集中すべきだ」と主張しました。(2015-03-12 中国国際放送)』(http://japanese.cri.cn/881/2015/03/12/301s233495.htm
 ドイツも強請られている。


 一方、「日韓関係は非常に重要だ。従軍慰安婦の問題をきちんと解決した方がいい」とメルケルが述べたと岡田克也が語ったことにつき、ドイツが公式否定するという我が国として恥ずかしい事件も起きている(http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5760.html)。
 ドイツが置かれた微妙な状況を考えれば、メルケルが戦後補償に関わる問題に触れるわけ無いんだよ。
 むしろメルケルは、歴史の問題には触れたくない。自分の尻に火が付きかねないからね。
 だから岡田の発言をドイツが執拗に否定するのは、日本の為と言うよりも、自国の為という意味合いが強いだろう。岡田の発言は、ドイツからすれば、ドイツを戦後補償の罠に嵌めようとする国際謀略さえ疑うレベルのものなのだ。
 実は、ドイツは日本に比べて周辺国に戦後補償したと言える状況に無い。


 韓国人は、何故か日本に対し「日本はドイツを見習え」と言う。しかし、良く調べれば、ドイツはユダヤ人への賠償以外は、それ程熱心に戦後処理していないのだ。ドイツは戦争責任についてナチスヒトラーの責任にして、国としての責任は回避する立場を取っている(http://www2s.biglobe.ne.jp/nippon/jogbd_h11_2/jog118.html)。
 ドイツ人は、日本人のように、一億総懺悔的な態度はしていない。
 日本はドイツが行ったユダヤ人虐殺のような戦争犯罪を全くしていないにも関わらず、戦後70年ずっと周辺国に大きく気を使ってきたし、むしろ過剰とも言える配慮をしてきた。中国に対するODAや、韓国に対する多額の経済援助など、基本的に、配慮し過ぎなのだ。その結果、中国、韓国を増長させてしまったのは、日本の大きな失敗であった。
 今、周辺国への戦後補償について、ドイツと比較して日本人が引け目を感じなければならない点など、只の一つも無いのである。


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