クリミアで核戦争危機!


↑↑↑始めにクリックよろしくお願いします!
 ロシア大統領が、ウクライナ政変において核兵器の使用まで検討したことを明らかにした。
『ロシアのプーチン大統領は国営テレビが15日放映した特別番組「クリミア、祖国への道」のインタビューで、ウクライナで昨年2月に親ロシアのヤヌコビッチ政権が崩壊し親欧米派が政権を掌握した際、核兵器使用の準備をするようロシア軍に指示したことを明らかにした。
 ウクライナ政変の危険性を強調し、一方的なクリミア編入の正当性を強調する狙いがあるとみられる。
 プーチン氏は、クリミアという「ロシア人が住む歴史的領土が危険にさらされているのを放っておくことはできない」と強調、「最も好ましくない事態の進展」にも対応する用意があったと述べた。編入に際してはロシア軍2万人以上を動員し、大量の地対空ミサイルなどで半島を要塞化。特殊部隊や海兵隊も投入したとも明かした。
 プーチン氏はまた、ウクライナの政変を「米国が操っていた」とあらためて強調。政変前にウクライナ民族主義者の訓練などがポーランドリトアニアで行われていたと指摘した。
 同番組でプーチン氏は、クリミア編入を決意したのは昨年2月にウクライナで政変が起きた「直後」だと述べ、3月の現地の住民投票結果を受けて決めたとの主張を覆した。編入から1年を経てクリミアの実効支配が固まり、編入の既成事実が覆る可能性がないと判断したとみられる。
 特別番組がいつ収録されたのかは不明。(2015/3/16 日本経済新聞)』(http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM15H35_V10C15A3FF8000/
 核武装国が核使用を検討するのは当然である。


 何かメディアはプーチンがとんでもない事を言っているかのように扱うが、核武装国が危機に際して核兵器の使用まで考えておくのは当然のことに過ぎない。
 アメリカだって大規模核攻撃を検討したことがあるし(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20121216/1355650318)、戦争の度に核使用を検討してきたのだ。今回プーチンが検討していたのは、勿論、いきなり全面核戦争ではなく、核の限定的な使用、戦術的な使用だろう。
 実際に集結している敵の侵攻兵力に対して使用する場合もあるであろうし、支援国が介入してくるのを思いとどまらせようとして核の威力を見せ付ける心理的な使用など、核兵器の限定的使用方法は色々考えることが出来る。


 ウクライナNATO諸国が軍事介入する、或いはクリミア奪取のため、ウクライナ軍が大規模な攻撃を開始すれば、ロシアが核を使用する恐れがあった。それは、西側欧米諸国の積極的な軍事介入阻止の意図も含めたロシアによる防衛的な核使用なのだ。
 これは、核武装国である中国が尖閣諸島の奪取を試みてきたとき、我が国が対峙するであろうジレンマを想起させる。
 例えば、中国が尖閣を奇襲攻撃により奪取した後、米国の本格介入を阻止する目的で限定的な戦術核を使用する可能性・・・日本が奪還作戦を行えば、中国による戦術核攻撃により多大な犠牲が出る。そうした危険があるとき、大規模な核反撃を招き全面核戦争に発展する危険を冒してまで、米国は日本のために核反撃を検討するだろうか?
 米国頼みでは、中国に核攻撃を抑止させる(思いとどまらせる)のが難しい場合がある。日本のような非核武装国が、核武装国と対峙するのは、それだけで大きなリスクだ。
 従って我が国は、自主防衛のための独自核戦力を保有する必要性が、どうしてもあるのだ!


<1949年の大東亜共栄圏: 自主防衛への終わらざる戦い    新書>


<日本も独自核武装を!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ


(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5763.html