超富裕層は幸せか?


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 アメリカで石油王と称されたゲティ氏の孫が遺体で発見されたという。
『「世界一の金持ち」と称された米国の石油王、故J・ポール・ゲティ氏の孫に当たるアンドルー・ゲティ氏(47)が3月31日、米ロサンゼルスのハリウッドの自宅で遺体で発見された。米メディアが報じた。死因は不明だが、警察は現場に居合わせた元交際相手の女性から事情を聴いている。
 ゲティ氏の遺体は、通報で駆け付けた警官が浴室で発見した。ゲティ氏は死亡の2週間前、この女性に対する接近禁止命令を出すよう裁判所に求めていたという。(時事通信 4月1日)』(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150401-00000086-jij-n_ame
 誰もが羨む大富豪の孫。
 それでもトラブルに巻き込まれる。


 石油業界は現在落ち目なので、亡くなったゲティ氏の孫は「世界一の金持ち」という訳ではなかった筈だ。しかし遺産を受け継ぎ、相当の金持だったことは確かだろう(因みに現在、世界一の大富豪と言えば、ビル・ゲイツだ)。
 昨年は、ジョン・D・ロックフェラーのひ孫が飛行機事故死するという不可解な事件もあった(http://ameblo.jp/64152966/entry-11879698381.html)。
 こうした事件の背後に何があるのか、短く伝えられるニュースだけでは真相は捉えられない。ゲティ氏の孫のニュースでは、女性関係のもつれを想像させる書きぶりになっているが、詳しい事は不明だ。
 大富豪ともなれば、妬まれることも多いだろうし、相続を巡る親族間のトラブルなども多いだろう。そう考えると、大金持ちと言うのは、意外に気苦労が絶えないのかも知れない。
 しかも、大金持ちの孫ともなれば、生まれた時から至れり尽くせりで、恐らくは苦労知らずな子供時代を送っていることが想像される。心理的な鍛錬が不足しており、大人になりきれないまま、大金をコントロールしなければならない立場を引き受けさせられる。
 大富豪の孫が、恐らく自制心を保つのに難しい立場に置かれる事は目に見えている。


 突然、宝くじで大当たりした人が、それまでの人間関係が全て壊れ、不幸になるという話を聞く事がある(http://matome.naver.jp/odai/2135555770187571501)。お金は人の心を変えてしまう。そういう話も本当かも知れない。
 現代社会では、富の格差が益々拡大しているが、それは貧しい人々の不幸を生むとともに、富裕な人々にも、別の種類の不幸を齎しているのではないか?
 仮説だけど、一定以上の資産は、心理的負担を大きくし、人生の幸せ感や満足感を損なうということは無いだろうか?
 莫大な富を手にすれば、それによって一種の全能感や自己絶対感を感じるかも知れない。だが、全能感や自己絶対感って、人を幸せに導く感覚だろうか。過去、多くの独裁者が、それを求めて権力闘争を繰り返したが、幸せそうな独裁者なんて、直ぐに思いつかない。
 過ぎたるは及ばざるが如し。
 何でも有り過ぎると良くない。お金だってそうだ。富裕層への課税は強化すべき。「21世紀の資本」に書かれたトマ・ピケティの指摘は正しいと思うよ。


<【図解】ピケティ入門 たった21枚の図で『21世紀の資本』は読める! 単行本>


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