桜の起源、今度は中国が!


↑↑↑始めにクリックよろしくお願いします!
 中国人が桜の起源を主張する一方で「韓国は無関係」と述べた。
『桜の起源をめぐって長年続いている論争が新しい局面を迎えた。中国桜花産業協会(China Cherry Industry Association)が、桜発祥の地は日本でも韓国でもなく、中国だと主張したのだ。
桜は長年にわたり、毎年春になると多くの人々が花見を楽しむ日本に関連づけられてきた。だが近年、一部の韓国メディアが、桜の起源は韓国だと主張するようになり、時に日本側の反発を買ってきた。
だが、中国桜花産業協会の何宗儒(He Zongru)執行主席は、どちらの説も間違っているとし、桜の真の起源は中国にあると主張している。
広東(Guangzhou)省の地元紙・南方都市報(Southern Metropolis Daily)が30日に伝えたところよると、何氏は、桜についての日本の研究論文を引用し、その起源は中国のヒマラヤ地域にあり、日本に持ち込まれたのは1100年以上前の唐朝時代だったと主張。「日韓の論争に加わりたくはないが、事実は主張しておきたい。多くの歴史的文書が、桜の起源は中国であることを示している」「中国人として、この歴史をより多くの人々に知らしめる責任がある」と語った。
こうした論争では、中国は韓国の側について日本を批判することが多いが、何氏は「端的に言えば、桜は中国を起源とし、日本で発展した」「韓国は無関係だ」と述べ、韓国側の主張を一蹴した。(3月31日 AFP)』(http://www.afpbb.com/articles/-/3044064
 桜の起源論争なんて、学問的には大体決着が着いている。


 例えば、現在広く鑑賞されているソメイヨシノは、江戸時代から明治ごろにかけ日本で品種改良されて確立した園芸品種である。従って、自然界には存在していないのだ。
 そういう意味で、今、広く鑑賞されているような桜は、基本的に日本のものだ。事実は遺伝子解析によって明らかにされているのだから。
 従って、こうした中途半端な論争が、AFPによって世界に伝えられていること自体が有害だろう。
 事情が良く分からない海外の人は、まるで観賞用に作られた桜の起源が謎であり、中国説、韓国説、日本説が対等に存在するように錯誤してしまう。
 ソメイヨシノなど、現在鑑賞されている桜は日本独自のものだ!
 中国、韓国は関係ない。
 確かに、桜の野生種の原産地としては、ヒマラヤ説が妥当とされているが、歴史を遡ればヒマラヤ一帯は中国では無いし、むしろ現在のネパール辺りが原産と考えられている。ネパールにある秋咲のヒマラヤザクラを、桜の最初の野生種とする有力な説がある(http://www.htsj.or.jp/dennetsu/denpdf/Prof_Somego.pdf)。
 そうなると結局、中国、韓国とも桜の起源論争には無関係だということになる。
 桜は菊と並び、日本を象徴する花の一つだ(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E8%8A%B1)。
 日本も、変な話が広まらないよう、そろそろ国としてきちんとしたPRをすべきではないか!

 


<一度は見たい桜      単行本>


<桜の起源論争、日本が事実を広めるべき!、クリック宜しくお願いします。 m(_ _)m>

人気ブログランキングへ


(リンク)
http://deliciousicecoffee.blog28.fc2.com/blog-entry-5781.html