米、無人偵察艦開発


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 米海軍が「無人偵察艦」の開発を進めている。
『米海軍が、潜水艦を探索するための無人偵察艦の開発を進めている。
 政府関係者によれば、背景にあるのは中国など各国の潜水艦戦力が急速に拡大、米国の優位性が脅かされつつあること。敵の静音型のディーゼル電気推進潜水艦の存在を遠くから追跡し、その奇襲能力を封じようというわけだ。
 開発を行っているのは、国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)。作戦の状況に応じ、遠隔操作することも有人で運用することもできるようになるという。
「あらゆる天候や航行条件でも、昼夜を問わず周囲の状況を感知する能力を拡大できれば、幅広い軍事ミッションを遂行する米軍の能力を大きく伸ばすことになるだろう」と、DARPAで計画を統括するスコット・リトルフィールド氏は言う。
 DARPAによれば、無人艦の全長は40メートル程度になる予定。建造費は約2000万ドル(約24億円)で、現役の海軍の艦艇に比べるとかなり安い。
 レイ・メイバス海軍長官も14日、シンポジウムで「無人システム、特に自動化されたものは、多くの分野で新たな標準となるはずだ」と述べている。
 試作艦の建造はすでに始まっており、テストがうまく行けば2018年までには開発の次の段階に進めるという。(2015.04.17 CNN)』(http://www.cnn.co.jp/fringe/35063328.html
 急速に進む無人兵器の開発。


 何故、アメリカが無人兵器の開発に熱心かと言えば、軍事予算が限られて行く中、無人兵器は費用対効果の面で圧倒的に有利だからだ。
 何しろ人件費がカット出来る。更に兵士が殺傷される可能性をゼロに出来るのだ。これは大きい。
 但し、リスクもある。最も大きいのはコントロールの問題だ。
 以前、米国の無人機がイランに奪取されるという事件があった(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20111206/1323183700)。あの事件では、イランに無人機のコントロールを奪われた可能性があると後に分析されていた(http://www.gizmodo.jp/2012/01/post_9794.html)。
 つまり、無人兵器はハッキングされる可能性が常にあるのだ。
 電子情報戦の絶対的優位が無ければ無人兵器は使えない。それどころか、両刃の剣として自軍にダメージを与える可能性すらある。
 我が国も無人兵器技術の実用化を進めるべきだが、同時に、電子情報戦の絶対優位を確保する努力も怠ってはならない。
 無人兵器戦争と電子情報戦・サイバー戦争は、完全にリンクしているのだから!





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