シャープ没落の背景


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 経営再建中のシャープは14日、2015年3月期連結決算の最終(当期)損益が2223億円の巨額赤字に陥ったと発表した(http://mainichi.jp/select/news/20150515k0000m020087000c.html)。ここまで落ちぶれた背景は何だろう?、シャープとサムスンの関係を、以前、佐々木シャープ元副社長が語っている。
『1970年ごろのことです。
 当時、日韓定期閣僚会議が始まり、両国間で提携の機運が高まっていました。ところが、日本電気の小林(宏治・元会長)は、「韓国は技術を盗んでいく」と警戒感をあらわにしていた。困った李さんが、「何とか小林さんを納得させてほしい」と。そこで駐日韓国大使と小林さん、李さん、私とで食事する機会を作ったんです。その後、私以外の3人でゴルフに行ったら、小林さん機嫌直しちゃったらしいんだ(笑)。
 それ以降、李さんが頼りにしてこられるんです。半導体の開発にしても、「佐々木さん、辞めてこっちへ来ませんか。韓国籍にならんか」とまで言う(笑)。じゃあ、僕がシャープを説得するから、頭を下げて技術を教えてくださいと言ってくれ、と。数年間、4ビットマイコンの製造技術の提携をしました。
 サムスンが何かの記念式をするときは軍隊式でしたね。社員が第1連隊、第2連隊……の順で並ぶ。第1連隊って、第1工場のことですよ。その根性で成果を上げていった。
 そうなると欲が出る。「今度は液晶を教えてくれ」と言ってきた。僕は断った。「依頼心はサムスンを殺す」と。李さんは納得してくれたが、その部下になると、そうはいかない。盗んででもやるんだ。フライデーフライトでうちのキーマンを韓国に連れていく。連中は土日に働いて日曜夜、サンデーフライトで帰ってくる。シャープは最後には技術幹部のパスポートを全部預かっちゃった。
 そのときも、私個人は、「与えられるものどんどん与えて、感謝してくれればいい」と思っていた。少なくともシャープの味方にはなるだろうとね。ところが、李さんがトップを離れた時期に、サムスンがシャープを相手に特許訴訟を起こしたんです。あれはサムスンが情けなかった。
 李さんは、シャープに感謝しとるからね。李さんがトップに復帰した後、直接話をして、和解しました。(2014年11月28日 東洋経済オンライン)』(http://toyokeizai.net/articles/-/54554?page=4
 駄目駄目じゃん、シャープ!


 結果が今のシャープだ。
 それにも懲りず、シャープは、今年1月にもサムスン太陽電池で業務提携していることが報じられた(http://www.sankei.com/west/news/150128/wst1501280010-n1.html)。
 韓国(サムスン)に対する認識が甘いし、法則が発動してるんだよ。
 シャープと言えば、景気の良い時期に「選択と集中」の成功モデルとして報じられた事がある。今となれば、それも全て裏目に出た形だ(http://biz-journal.jp/2013/08/post_2752.html)。
 安易にビジネス誌の出鱈目な記事に踊らされると馬鹿を見る、と言う良い見本だ。
 シャープが「選択と集中」を行って捨てた事業は、中国や韓国、台湾の企業が全部持って行き、彼らは大きな利益を得た。そして、シャープが経営資源を集中して守ろうとした液晶事業は、スパイ工作にやられて、あっという間に中国や韓国、台湾企業等に奪われ、競争力が無くなった!
 シャープは、失敗した馬鹿経営のモデルケースとなった。
 兎に角、技術は漏らしては駄目だ!


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