意外な犯人


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 車のワイパー40件を壊した悪質な犯人「逮捕できない」と警察が嘆いている。
松江市東出雲町の住宅街で今春、車のワイパーが壊される被害が約40件相次いだ。
 被害届を受けた島根県警松江署が延べ約50人の捜査員を投入するなど捜査。
 警戒のため設置した防犯カメラに映っていた“犯人”は、カラスだった。巣作りに利用した可能性があり、松江署も「カラスじゃ逮捕もできない」と困惑気味だ。
 被害は今年2月頃に始まり、約300メートル四方の住宅街で、車に取り付けられたワイパーのゴムが引きちぎられるなどの被害が続いた。松江署は、日中には住宅街で覆面パトカーを頻繁に走らせ、夜間も警察官が張り込むなど、万全の警戒体制で犯人を待ちかまえ、防犯カメラも設置した。
 5月下旬、防犯カメラが、車のボンネットにとまり、ワイパーをつつく黒い姿を捉えた。目撃情報などの証拠もそろい、同署はカラスの仕業と断定した。その後、被害は沈静化したが、地元自治会では来年の繁殖期も警戒するという。
 カラスの生態に詳しい杉田昭栄・宇都宮大教授(動物形態学)は「カラスはクッションとして軟らかい素材を巣作りに使うことがある。しかし、これほど狭い地域に集中的に被害が発生するのは珍しい」と話している。(2015年06月17日 YOMIURI ONLINE)』(http://www.yomiuri.co.jp/national/20150616-OYT1T50097.html


 カラスが犯人。。。
 これはビックリ。カラスは頭がいい。邪魔だと思うことは良くあるんだけど。
 先日、電線に留まってるカラスの下を通ったら糞を落とされた。狙ってんだよねアイツら。人を馬鹿にしてるのかと思う時がある。
 しかし、複雑な言語を持つ訳でもなく、書物による情報伝達がされている訳でもないのに、DNAに保持された遺伝情報と、一世代だけの知識・経験で一種の文化のようなものを作りだしてゆくカラスの環境適応能力は凄いと思う。
 カラスは、ワイパーのゴムについてどこで学習したのだろう?
 もしかすると親鳥がヒナだった時、巣の素材を観察しているのかも知れない。つまり、巣の構成材料を記憶していて、親鳥になった時、自分が住み心地が良かったと感じた材料を探して集めてくるのではないか?
 そのような文化伝承のルートが考えられる。
 だとすると、似たような被害が、だんだん増えてくるのか?
 自動車メーカーは対策が必要かも。


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