安保論議はTPP推進のめくらまし!


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 24日、オバマ米大統領は、アジア太平洋パートナーシップ協定(TPP)の合意を推し進めるために必要な全権を獲得した。ロシアのスプートニク(旧ロシアの声)は、日本がTPPに加盟すれば国家崩壊の危険性があると指摘した。
『Q:ロシアの専門家の意見ではTPP加盟で日本は経済のみならず、地政学分野でも独立性を失うという懸念があげられています。
A:「ISDSはとても大きな問題だと思います。というのは企業が国家を訴えることができるからです。各国には法律、憲法がありますが、それを上回る世銀などが調停裁判所を設けていますが、そこへ外国の企業が[事業の失敗の理由を日本の法律が問題だったからだ]といって訴えることが保障されているのです。そうなると日本の法律、憲法より国際的な調停裁判所のほうが上に位置づけられるので、国の主権が脅かされる事態になりかねません。これは重大な問題です。ですからこれからTPPの細部をつめていくことになりますが、ISDS条項はなんとしても歯止めをかける仕掛けを考えておかないと多国籍企業にはとてもいい話ですが、個別の国家の持つ主権が及ばず、国という制度を壊しかねないリスクを秘めていますので、これへの対策を考えておかねば米の多国籍企業が世界をコントロールする状況になる危険性があります。」(2015年06月25日 Sputnik)』(http://jp.sputniknews.com/politics/20150625/498402.html
 今日本で迷走しているのは安保法制議論。


 その陰で、TPP交渉妥結へ向けた歩みが着々と進んでいる。米上院は大統領に交渉妥結の権限を与えるTPA法案を再可決し、米国がこのままTPP妥結へと進む流れを確認した(http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0P42MK20150625)。
 一方の日本は、TPPに関しては議論が盛り上がっていない。
 もう終わった話のようになってしまっている。野党は集団的自衛権を巡る安保の話しかしていない。
 が、これで良いのか?
 野党は、安保論議で二言目には「アメリカの戦争に巻き込まれる!」と大声を張り上げる。だがTPPが妥結すれば「アメリカの制度が日本に押し付けられる!」のだ。
 戦争に巻き込まれなければ、それぐらいは良いの?
 結局、安保議論が、国民の目をTPPからそらす為に行われているように思えてならないのだ。つまりトリックだ。ペテンと言っても、マジックと言ってもよい。
 本当の目的はTPPをすんなり妥結させることにあるのでは?、国民に気が付かせないよう目をそむけさせ、気が付いたら、もうTPP妥結してました・・・これが日米グローバル支配層の望むシナリオ。
 そのオトリとして安保法制議論が仕掛けられた。


 安倍さんも野党も本気で安保議論をしているのかも知れないが、そこで話が盛り上がるようにしている大きな仕掛けを作った仕掛け人が、どこかに居るような気がするのだ。安保でゴタゴタさせレバレッジを効果的にきかせて日本を米国に完全従属させるTPPへすんなり追い込む!
 全ては工作だ!(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20150424/1429848115
 結局、このままTPPは妥結へ向かうような気がする。交渉内容は秘密で文句の付けようがない。こんな非民主的な話があるか?
 野党がヒステリックに「アメリカの戦争に巻き込まれる!」と叫ぶのも、戦争に巻き込まれさえしなければ、国の制度はアメリカの制度と同じになっても良いよ・・・と、その心理的準備を国民にさせる為に言っているようにしか聞こえない。日本、終わってるよ。
 今起きている現象は全て敗戦の延長である。日本のアメリカ化。兎に角、戦争は嫌、それぐらいなら日本がアメリカに完全占領された方がいいや・・・そういう精神。
 日本の食品基準も、日本の皆保険制度も、日本の農業も、皆守らなくてよい?
 TPP妥結、そして日本の社会諸制度は全面的にアメリカ化へ向かう・・・。
 戦争に巻き込まれなくて良かった?、後から思えば、そんな話をしている場合じゃなかったと、そう思い返すことになるのではないか?


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