米陸軍縮小

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　米陸軍の兵力が削減され、第２次世界大戦以来、最小の規模になるという。
『アメリカ陸軍は予算の削減により、兵力の規模を4万人減らすと発表しました。国内外に展開するアメリカ陸軍は45万人に減り、第2次世界大戦後最小の規模となります。
　国防総省はすでに10年間で約1兆ドル（日本円で約124兆円）の予算を削減することを決めています。アメリカ陸軍は9日、削減内容について、兵士4万人とすることを明らかにしました。文官も1万7000人削減します。アメリカの陸軍は2001年の同時多発テロ後、規模が増大し、2012年には57万人に達していました。陸軍幹部は削減について「国内のみならず国外に駐留する陸軍全体に影響が及ぶ」としていますが、今後もアメリカ議会が予算削減の動きを止めない限り、さらなる兵力削減があり得るとしています。（07/11　テレ朝news）』（http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000054504.html）
　この状況、勿論、世界が平和に向かっているからでは無い。


　アメリカの力が落ちているのだ。余裕が無いのである。
　サヨクは、こうした動きを取り上げ、世界は軍縮傾向にあるとかミスリードしてくるだろうが、事実は逆である。支那やロシアは軍拡傾向にある。
　そして米軍縮小の結果、日本の脅威は、より増大する。
　具体的に言えば、日本が支那やロシアとの紛争に巻き込まれても、助けてもらえる可能性が減るのだから。
　今、アメリカは陸上兵力の減少を無人兵器や同盟国との連携で補おうと考えているだろう。
　我が国には、益々自助努力が求められる訳である。
　アメリカの力が落ちれば世界は不安定化する。ウクライナでも中東でも、東シナ海、南シナ海でも紛争の火種は消えていない。
　これから確実に紛争は激化する。燃え上がる世界に対し、日本は現実的な対処を求められるのである。

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